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【北海道・青森】【二〇一六年 七月一日】 第四の旅完結、そして再び第三の旅。

【二〇一六年 七月一日】


 朝起きて、ネットカフェでボーっとしてから、五稜郭を目指して走る。

 朝の散歩をしているおばちゃんが居たり、観光客が居たり、道民的にはいつもの風景なんだろう。

 ただ、俺は妙な胸騒ぎというか、今日で北海道が終わるという実感が強く、どこか浮足立っていた。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 時間は有ったし、五稜郭タワーの中も見学できたんだが、観光客が多すぎて辞めた。

 人の中だとデカイリュックを背負っていると疲れるし、観光地の空気が好きじゃない。


挿絵(By みてみん)


 中華料理店で北海道最後のラーメンを食べ、セイコーマートでおやつを食べ、ルーティーンめいた北海道の一日。

 いやぁ、優雅な一日です。そのときの僕のツイートがこちら。


挿絵(By みてみん)


「(8ω4) まあ、僕ですからねーっ!」


 そんなこんなで。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 格納。


挿絵(By みてみん)


挿絵(By みてみん)


 北海道の大地が、遠退きます。

 必死に漕いでいた大地がどんどん小さくなり、漠然と旅の終焉を感じます。

 まだまだ日本一周の道半ばですが、このとき旅の終わりを疑似体験しているようでした。

 北海道は、間違いなく日本の中でも特別な場所。日本一周でまだ三県・一道のみで行った県の方が少ないのですが、北海道がその中でも特別な場所であることは疑う余地がなく、実際、その認識が覆ることはありませんでした。


挿絵(By みてみん)


 色々な景色に出会いました。


挿絵(By みてみん)


 辛いことを合わせても楽しい旅でした。


挿絵(By みてみん)


 元から美味しい食事が、ペダルを漕ぐ度に更に美味しくなった気がします。


挿絵(By みてみん)


 飛行機でも鉄道でも車でもバイクでもなく、俺は自転車で来ました。


挿絵(By みてみん)


 不正解は有りません。どんな方法でも北海道は最高の旅です。


挿絵(By みてみん)


 しかしながら、俺の旅は、相棒の変速もできない普通のママチャリでないと決してできない最高の旅でした。


挿絵(By みてみん)


 北海道は本当に特別な思い出ばかりです。


挿絵(By みてみん)


 本当に良かっ……た……?


挿絵(By みてみん)


 まあ、うん、変なものというか、奇妙なものもたくさん有ったけど、


挿絵(By みてみん)


 その広大さというか、スケールというか、行かないと分からないことがいっぱい……。


挿絵(By みてみん)


 あったような気がするよ多分きっと恐らく。


挿絵(By みてみん)


 とにかく、最高の旅はまだまだ続くのだ!


挿絵(By みてみん)


 八戸からフェリーだったので大間、竜飛崎はショートカット。

 ふたつともフェリーから見たので良しとするか。

 この旅が終わってからマグロを食べにだけ、この二箇所に行っても良いかもしれない。再就職後にバイクか何かで。免許無いけど。

 たくさんの人に出会って、多分、旅は今回だけじゃないんだろうな、ってことも強く感じた。

 仕事で辛いことが有ったりしたら、また北海道に来たくなる。別の季節、別の場所が見たくなると思う。

 というわけで! 本州は青森に帰還!

 フェリーから降りたら、これから北海道に向かうという旅人と遭遇。

 以前、別の旅人から貰っていた『北海道グルメクーポンの本』を手渡し、北海道行きを勧めた。

 ……あの本、都合三人目の持ち主なわけだけど、もしかしてそのあとも回ったりしてたんだろうか……?

 北海道も最高でしたが、これからの道程も間違いなく最高だと思える!

 そして! 青森と云えば! そう! もちろん!


挿絵(By みてみん)


 この辺りの名物の、味噌バター牛乳ラーメン。

 宮城にまでその名のとどろくご当地ラーメン! 味噌・牛乳・バターととにかくコクの出るものばっかり凝縮したラーメン。

 壁には仮面ライダースピリッツの村枝先生の一号ライダー直筆サインが有ったり、最高のひと時。

 その後、東北への帰還の実感を感じつつ、この日はネットカフェで爆睡したのです。



感想、いいね、読了ツイートなどお待ちしています。

反応がないと虚空に向かって小説を投げつけているのかと脳が錯覚するので。

読者さんの反応が、他の趣味ゲームとかに使う時間を小説に向けさせるモチベーションになるのでよろしくお願いします。

(意訳・続きが早く読みたいときは応援してね!)

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