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ガラスの心(222文字の詩)

作者: 白桔梗

短編。。。間に合いませんでした。(保険逃げ、ごめんなさい)



傷がつく にごりくもる 砕け散る ガラスのこころ


知っているかい

壊れたガラスは欠片を集められるってことを


見たことはあるかい

どろどろのあめ色したガラスの素を


ため息を吹きこむと あめ色が膨らんで

ガラスの 何かが 形つくられていく


迷い 泣き 怒り 悲しみながら 壊れたこころ

その欠片を集めて 溶かしてみたことはあるかい


2度目は何になろう

3度目は 4度目は……


夜空の月だって 何度も満ち欠けをくり返している

宿る身体さえ残れば こころは強化ガラスにだってなれる


ガラスの心は不死鳥だから

ありま氷炎さん、主催お疲れ様です^^

ミニミニ作品を受け入れてくださってありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 様々な色彩のガラスが情景として脳内再生されました。 ガラスは美しいけど壊れやすい。でも強くなることもできる。 そんな思いがこの詩を読んで浮かんできました。 改めて思い返すと、ガラスって本…
[一言] 「見たことはあるかい」以降から想像が膨らんで色んな色が浮かび上がりました。 壊れたからと諦める必要はないんだなって感じました。 白桔梗さんの作品は言葉の選び方が綺麗なので、詩だと更に深みが増…
[良い点] 人の心のさまざまな側面を、ガラスができ上がる工程とかけあわせているところがすごくよかったです。 最後の1行が希望に満ちていて、染み渡りました。 [一言] 人の心が、たとえ何度くじけても、再…
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