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都市伝説怪談集  作者:
58/69

鏡の国の魔女と人間 2

「話の途中に呼ばれたんだけど。」

「人数多い方が良いだろって。」

「言うなあッ!!」


言え。むしろもっと言え。


連れて来られた可哀想なお二方。


1人目は私の兄、知る人ぞ知る、桜芽零陽(サクラメレイヒ)

2人目は友妓の弟、空玖譜由(ソラクフユウ)


因みに、弟の方は今回名前初公開。


「で、次誰話す?」

「あいで良いじゃん。どうぞ。」


そんな急に言われたって出ないだろ。


「あ、うん。三面鏡は出たから、

 大鏡の話でいいかな?

 ボケっぽいテケテケがうつるとか、

 その鏡の中に入り込んだりすることが可能になるとかさ。

 その先は異次元(四次元)につながっている。

 あとは、そうだね、異次元じゃなくて、

 鏡の国、なんてのもある。

 条件を満たせば行くことが出来るらしいね?

 でも、それが帰ってこれるとは限らない。

 行くとは言ったけど、帰ることは出来ないから。

 あとは……そうかな、学校だと亡くなった先生がうつるとか。」


例えば?


「んー、亡くなった担任の先生とかだよ。

 ほら、あの時(私ヲ壊シテ(以下略)参照)、

 どっかの先生メールで死んだじゃん。」


ああ、そういえばそんなのあったな。蘇生した理由だな。


「ところが、面白いことに、

 うつるのは亡くなった先生だけじゃないんだ。

 生徒(小学校の場合は児童)もうつる。

 学校と面識のないものはテケテケぐらいかな。」


なるほど。

知っているのがくると怖さは減るな。


「優しくしてるつもりだと思うけどね、

 人によっては怖がるかもしれないから、

 良い意味で出てくることも少なくは無いかな?」


へえ。

怖がりの人は思ってみよう。

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