カゲロウ〜夢現の喰らい罠〜
私は儚き想いを馳す
君の綺麗で素晴らしい輝き
私の躯を 焼きそうで
私の罪 打ち明ければ
君は私から逃げるのか?
そうはしたくない だから黙るしかない
どうか私を 愛して呉……
罪な私 蜜な君 「不釣り合い」 だと私の声
残虐非道の私
夜は君が残虐で 私を弄ぶのさ
眠る夜 蜉蝣が光に集まる
見つめる私 景色が歪む
陽炎のゆら揺れる 景色はいつかの
紅いナイフを持って 消世等背楽と笑う
目覚める私 隣に君 安楽を得たのだ
脳裏に焼き付く 私の罪
ナイフは今だ何処に在るのか解らない
私はあなたを抱きたい
そして私はそれを保護したい
血で汚染された私が君を愛す事を許して呉……
何時もの夜 私を弄ぶ君
一つ違うとしたら 見覚えのあるキョウキ
紅い眼と濁り澱んだ瞳 快楽的な顔じゃない
蜉蝣はひらひらり 景色はいつかの昔と夢を映して
紅いナイフを持って 消世等背楽と笑う 君
そうか君は あの人の……
鏡の様に 瞳が君を映してる
愛してはいけなかった 愛して呉なかった
でも血で汚染されあった私達なら−−−
愛し合える事が出来ないだろうか……
ゆらりと ゆらりと 歪む 陽炎
真実を掻き消し 欺く
ひらりと ひらりと 舞う 蜉蝣
真実を覗かせ 誘う
カゲロウは 冷ら笑う
ゆらり ひらり ゆらり ひらり………
夢現
(ゆめうつつ)
冷ら笑う
(せせらわらう)
消世等背楽
(けせらせら)
陽炎/蜉蝣
弄ぶ(もてあそ)ぶ
呉




