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元ニートの新米葬儀屋バイトが異世界でも南無阿弥陀仏

作者: 安ころもっち

初投稿になります。

よろしくお願いします。


ラジオ企画投稿用で初投稿してみました。文字規定があるため短くつまみましたが機会があればちゃんと公開したい・・・

真っ暗な田舎道をワゴンが爆走する・・・ぼさぼさ頭の男が口を大きく開け眠気をこらえていた。


後部には緑色のマットのストレッチャーが積まれている。不幸にも亡くなられた方が運ばれる寝台車である。


この男、花崎薫は高校卒業後、大手銀行に入社するもプレッシャーや過酷な勤務体系に耐えられず逃げ出し20年ほどニート生活をしていたおっさんである。

両親は共働きで生活に支障はなくネトゲにはまりお小遣いを全て課金に消費し俺ツェーーーしているような腐った人間である。


そんな薫も父親が急死、知り合いの葬儀屋さんにお世話になり父親の葬儀だというのに何もできず茫然としている薫を俺のところで鍛えてやる!と半ば強引に葬儀屋の見習いバイトに・・・という流れだ。

あれから二年・・・仕事にも慣れ、24時間お電話賜ります!な業界で鍛えられた体と精神力で日々生き抜いている薫にはブラックな毎日がこれからも続いていく。

「くっそー!葬儀も今日で止まったしゆっくり寝られると思ったのにちょうどウトウトした時に搬送か!」

休みなく連勤中の薫が真夜中の呼び出しで病院からご遺族の自宅へご遺体を搬送し軽い打ち合わせを終えて帰るころには深夜2時を回っっていた。

「休みとれねーし社長はコンペやらなんちゃらと全然顔をださないで俺にすべて丸投げ!ぜってーやめる!」

過去にも同じことを言いながら未だにやめずに2年、ある程度のことが一人でできるようになったのは全て社長のおかげに他ならない。

明日もまた寝不足の体で通夜葬儀か・・・そんなことを考えウトウトしていた薫の目の前に中央分離帯を確認した時にはもう遅く、ブレーキを踏む間もなく車は空を舞った・・・


「いたた・・・」


正直死ぬかと思ったがどうやら生きていたようだ。と自分の体に視線を送るとドクドクと流れる赤い液体。あーこれ無理なやつーと思っていた。

不思議と強い痛みも驚きも感じず、他人事のように思っていた時、目の前に光で見えなくなり意識が途絶えた・・・

意識をとりもどし目を開けるとそこは知らない天井・・・木の天井にほわほわと白い光の物体が複数浮いていた。

「ここは?」

誰もいない部屋を見回していると足音が聞こえた。

「気が付いたんだね!」

声の主はまだ小学生ぐらいの女の子?髪色は青・・・長いウサギのような耳・・・「耳っ!!!」

長い耳をピクピク動かすウサ耳の少女だった・・・


1000文字以内むずかしい・・・

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― 新着の感想 ―
[一言] 千文字は難しいですよね。 話膨らませて一気に書いたらすぐにオーバーする数です。 泣く泣く削らねばならないシーンや台詞が必ず出てきます。 いつかこの話の完全版を読んでみたいです。
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