表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/1

女の子になっちゃいました。

ここはどこだ?周りを見渡しても大きな木ばかりだ。


とりあえず人を見つけようと立ち上がった時だった。


ばさっと何かが落ちた音がした。そして寒い。何だろ


うと思い自分の身体を見ると、女の子の身体になって


いたのだった。




「何じゃこりゃーーーーーーーー!!!!」




どうなってるんだと思い返してみた。



————————————————————————



俺の名前は藤沢光輝。ようやく仕事にも生活にも慣れ


始めた時のことだった。いつも通り仕事を終えてくた


くたになって帰宅している途中だった。青信号になっ


たので横断歩道を渡っていると、キキッーーーと音を


鳴らして大型トラックが突っ込んできた。ブレーキ踏


んでるけどこれは死んだなとなぜか冷静に思っている


と、轢かれる直前に謎の光に包まれていったのだ。








「申し訳ございませんでしたーーーー!!!!」


俺の目の前にはDOGEZA をしている女の子がいた。


「いやいやいや、君どうしたの?急に謝られても理解


できないよ。」と俺は言った。


「はっ!そうでした。私の名前はベネです。一応地球


を担当している女神です。私のミスであなたが轢き殺


されそうになっていたのです。そこで私はなんとかあ


なたを転送してここに連れてきたのです。本当に申し


訳ございませんでしたー!!!!」


「事情はわかったけど、俺は死んでないんだろ?また


地球に戻してくれれば解決じゃないか。」


「すみません、それは天界の規則上できないことにな


っているのです。それにこちらの世界に無理やり連れ


てきたせいで身体は消滅していて、今は魂だけがのこ


っている状態なのです。」


え?俺は今魂しかないの?それにしては足もちゃんと


あるなあと思っていると、


「それは天界の性質上そうなっているのです。魂しか


なくてもその魂に合った身体を一から作り直してくれ


ているのです。」


へーそんなすごいところなんだ、ここと思っている


と、


「そうなんです!すごいですよねっ!」と女神様が言


った。


ん?俺何も言ってなかったのに何でだと思っていると


「私は心の中の声が聞こえるんです。」とえっへんと


胸を張って言ってきた。


「すごいな〜、よしよーし」と微笑ましく言ったら


「えへへへ、ありがとうございます。」と女神様が言


った。


「でもこれから俺どうなるんだ?地球にも戻れない


し、、、」


「はい。2つの道があります。1つ目は地球ではない惑


星に転生する。2つ目は地球ではない世界に前世に近


い身体を構成して、転移するかの2択です。もちろん


記憶は引き継ぐことが出来ますよ」


「それは良かったよ。その地球以外の惑星ってのはど


ういうところなんだ?」


「ざっくりわけると剣と魔法の世界で文明は発達して


いないところと文明の世界で地球の500年先くらい文


明が発達しているところの2つですね。やっぱり人気


は剣と魔法の世界ですね。それに私のミスなので、生


き残れるようにその世界に合った身体を用意します


し、要望があればできる限りのことは受け付けます


よ!」


「剣と魔法の世界か。学生の頃よく小説で読んだな


ー。大体それと同じ感じか?それだったら、剣と魔法


の世界にするよ。」


「小説はわかりませんが、あなたが思い描いているよ


うな感じですよ。では、何か要望があれば受け付けま


すよ。流石に不老不死とか即死能力といった強力なも


のは無理ですけど、ある程度なら問題ありません。」


「流石にそういうのはいらないよ、前は忙しかったか


ら、今度はスローライフをすることにするよ。だか


ら、自分の身を守れるくらいの力とあとはベネのおす


すめの力をくれればいいよ。」


「わかりました!腕がなりますね!あなたのことは気


に入ったので、私のできる限りのことはしますよ。


では、転生にするか、身体を構成して転移するかを決


めてください!」


「転移でお願いするよ。動きやすい身体だったら何で


もいいよ。顔も普通くらいでいいよ。モテようとは思


わないからね。」


「わかりました。さっそく準備の方にかからせていた


だきますね。10秒ほどで転送しますよ、心の準備


を!」


「了解!!」


「ではいきます!3、2、1、、あっ」


「え?あっ、て何?どうし」


俺は女神様に聞くことができないまま、異世界へと旅


立ったのだった。


























評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ