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「東和国編」に登場な人々

「東和国編」読了御推奨です。




ラーワ


東和国に行った時のラーワ

着物は東和国の古着屋さんでそろえた。

赤い羽織は、万引き犯を捕まえたお礼におまけをしてもらった一品らしい。



挿絵(By みてみん)



アール

大社での普段着として使われる巫女服を着たデフォルメチックなアール。

かわいい!


挿絵(By みてみん)





種族 人間

性別 男

外見年齢 40代後半  

職業  東和国264代帝 守人 仙次郎の師匠



東和国今代帝。おっさん。東和国の帝は魔族に名を縛られないように、帝になったとき幼名を特別な魔術で処理し、影響を取り除く。そのため、名前で呼ばれることがない。

誕生から次代の帝になることを定められていた生粋の王様。いい性格をした人。

若い頃は皇太子のくせに守人として妖魔狩りの最前線で活躍していた。

そのさなかに領地に白の妖魔が出現し、その惨状を目の当たりにした彼は自分の無力さを知り、白の妖魔の根絶を誓う。

そして代々皇室の守り役であり、「白の妖魔を根絶する」という同じ目標をもっていたカルラと盟約を交わす。

父親である当時の帝が病で崩御したのを期に、帝となった後は、精力的に妖魔の研究を支援する傍ら、魔族達に積極的に交流を深め、来たるときに備える努力を惜しまなかった。

5000年の歴史の中で一番、魔族と友好関係を築けているのは間違いなく彼の執政のおかげ。

酸いも甘いもかみ分けた、結構すごい帝さん。

時々こっそりと市井へ降りて食べる屋台飯が至福。

カルラに怒られるけどどこ吹く風。


武器は刀。

国宝級の代物だけど、ばんばん振り回す。


神懸かり時は魔族の髪の色が混じる。



正装バージョン

挿絵(By みてみん)




お忍びバージョン

挿絵(By みてみん)





カルラ 

真名 カレイラヴィレル

種族 上位魔族

性別 女性より

外見年齢 20代後半

職業 皇室の守り役。帝の相談役。当代帝の盟約者。



本性は銀の炎を纏う鳳。ただし出てこない。

人型時は、銀髪クールビューティーだが、仕事以外だったり、不意を突かれるとどんどん崩れる残念な美女。

一応帝の執務補助するくらいには仕事ができる人で、東和にいる魔族の統括をしているくらいにはすごい人なのだが、逆に言えば、そんなことが普通にできてしまうくらいには、人族っぽいところがある。

魔族としてはまじめで希有な存在のため、非常に面倒ごとを押しつけられやすく、振り回されやすい。

それでも”魔族としては”なので、肉体言語で解決しようとする部分は多分にある。

魔族生の半分以上を東和で過ごしているため、東和国に愛着があり、何代か前の帝に頼まれて、皇室そのものを守護する主神として祭られ、長年皇室そのものについていた。

以前に盟約を交わしていた人間がトラウマとなり、もう二度と盟約者は持たないと誓っていたが、今代帝の熱意に押し切られ、再び盟約を交わす。


過去に合った騒動からテンに苦手意識を持っている。


甘いもの好き。



挿絵(By みてみん)




テン

真名 螺旋を描く嵐の刻 エアヘリキステンポリスウトテンペスターレ

種族 要の竜(故人)

性別 女性より

外見年齢 20代後半 ラーワよりも年上っぽい 

職業 東和国の守護者 自称悪役


本性

深緑の鱗をした東洋龍。

爪は五本。頭頂部に角が2本。

頭部から背中にかけて鱗と同系色のたてがみがある。

とぐろを巻けばラーワとだいたい同じくらい。

時間という概念を司っているため、ほかの竜とは一線を期している。

時間のはかなさ、繊細さを持った、優美な竜。


人型時

深緑の髪におおらかさと野性が入り混じった、美女というよりは美人と評する人。

性別をころころと変えていたが、現在は女性型で落ち着いている。


愛が溢れている系ドラゴン。(故人)

司るのは時と嵐。

生前から東和国と東和の人々を愛しているため、記憶を制限しなかった珍しい竜。

生前は個人も愛したが、その血筋まで慈しむために各所で子供を作ったため、全国各地に彼女の血族が居る。

天真爛漫、傍若無人な楽天家。ラーワよりも人間社会を謳歌していた。

だが、自分の愛した物(東和)を守るためであれば、あっさりとドラゴンのつながりを断ち切ったり、東和の人々を鍛えるためにあえて過酷な状況を作ったりと、割り切る思考も持ち合わせている。

ある種、一番人あらざる者の思考をした人。

実体は5000年前の大災害によって溢れた蝕を封じるため消失(したと思っていた)。

本来ならばその時点で世界に帰って完全消滅するはずだったが、東和の行方が心配すぎて、このままじゃ死んでも死にきれないと、気合いで霊体を残した。

それ以降は、残ってしまった蝕に東和の人々が対抗できるように裏から様々な手段を講じ、東和国だけとはいえ5000年にも及ぶ間、蝕と渡りきっていた。

とはいえ、実体がないため、大社と分社以外では行動と能力が制限され、下手すると消滅する。そのためため、本来の魔法を使うためには大社の巫女達の体を借りる必要がある。

それでも年の功は伊達ではなく、魔術だけで魔族百体を手玉にとれる実力者。


趣味は、自分の遠い子孫である巫女達を愛でること。

愛でるの内訳は抱きつく、なで回す、揉む。

獣人なら尻尾と耳をなでるが追加され、ほぼセクハラ。




人型時

挿絵(By みてみん)




龍体時

挿絵(By みてみん)







 天城真琴(あまぎまこと)

種族 狐の獣人 狐人(こじん)

性別 女性

外見年齢 17,8歳  

職業 柱巫女 美琴の姉




美琴の姉であり、東和国で最高位に当たる「柱巫女」を担った娘。

本来ならば美琴と同じ黄金色の髪と尻尾をしていたが、歴代でも最高の魔力を保有しているため、目と髪の色が抜け落ちた。

東和国内で天城は名門の巫女の家系であり、彼女自身も幼い頃から巫女の修行をしていたため、世間知らず。

おっとりのんびりとしているが、意志は強く、自分の望みを静かに押し通し譲らない頑固さもある。

仙次郎は従兄に当たるが、弟のように思っており、彼より精神年齢は高い。


大社の巫女として大社入りしたのは12の頃。柱巫女に任じられたのは美琴が留学で離れてからだったが、なることは大社入りと同時にほぼ決まっていた。

その高い魔力と、巫女としての修行、テンの血をひいていることから、テンを「神降ろし」して魔法が使える。

しかし彼女といえども長期間は不可能であり、一度魔法を使えば昏睡状態に陥る。


今回、テンに願われて、「世界を救う」もくろみに進んで協力している。

世界や東和のため、というよりは自分の望みである「目の届くすべての人と手の届くだけの大事な人」の幸せを守るため。

その大事な人の中にテンが入っているのだが、テンに悟らせてはいない。

穏やかな表情の下に本心を全部を隠している女の子。


魔術を行使すると大変にお腹がすきやすいため、美琴並みの大食らいとなる。


装備品は杖 国宝級のやつ。



挿絵(By みてみん)




イーシャ・ソムニス


種族 人間

性別 女性

外見年齢 30代 (実年齢不詳)  

職業 バロウ国当代魔術師長 氷華の賢者


幼女編に登場した誘拐されてラーワに助けられた女の子。

有史初の女性魔術師長

氷系の魔術が得意で”氷華の賢者”の二つ名がついているが、魔術師としても異例な若い容貌を保っていることから、”魔術会の妖怪”とささやかれているとかいないとか。

美容関係の魔術に関しての著書はバロウ国内はもとより、周辺各国でもベストセラーとなっている。

また、ドラゴンフリークぶりも有名で、密かに黒のハンターファンクラブのシングルナンバーを持っているとかいないとか。


桐島八兵衛

種族 鼠人(ちゅうじん)

性別 男

外見年齢 60代   

職業 東和国お抱え術士長


東和国の帝直轄の術者達のまとめ役。

主に対白の妖魔用の結界等の研究開発を行っていた人。

鼠の尻尾と丸い耳を持った小さいおじいちゃんで、それだけの地位に就くのだからめちゃんこ有能。

普段は争いごとを好まない温和な性格なのだが、ネクターには警戒心ばりばりで当たったためさらに被害を被ってしまった。

理由は、ネクターが隠していた精霊の微弱な魔力を鼠人特有の敏感さで察知ししまい、外見と直感にギャップが生じたため。不幸な事故だった。

その後やってきた魔族のカイルに全力で懐いたのは魔族そのまんまだったから。

結構可愛いじいちゃん。




猫人の看板娘

種族 猫人(びょうじん)

性別 女性

外見年齢 16歳  

職業 茶屋の看板娘


花街「吉見」に通じる道で営まれている御茶屋の看板娘。

猫耳と尻尾の毛づやがチャームポイントな娘さん。

ちまたでは絵姿が画かれてファンもたくさんいるが、華陽ッ子気質の鉄火肌で日々男どもをあしらっていた。

助けてもらえば気前よくおごることもしばしば。


ジヘイヴヘイヴ

種族 中位魔族

性別 男性より  

職業 お山の大将

東和国生まれ東和国育ちだが、遊んでふらふらしていたところをごろつきたちに見初められ頭領になっていた中位魔族。

実はまだ100~200歳の若いやつ。

カルラに送られた先で、地獄のブートキャンプで東和の魔族のなんたるかをたたき込まれているらしい。



十郎太

種族 人間

性別 男性

外見年齢 30代  

職業 帝の従者


帝さんのお忍びに振り回されてる従者さん。

一応かなり強いけど、盟約者はいないので討伐に出るよりは帝さんの護衛をしていることの方が多い。

カルラとは苦労を分かち合う茶飲み友達らしい。




砂羽

種族 人間

性別 女性

外見年齢 50代   

職業 大社の巫女頭


本編では名前の出なかった大社の巫女頭の女性。

現在の大社内で一番テンとの付き合いが長く、真琴の教育係もしていた。

大社にくる女性達のお母さん的な存在で、アールや美琴を丁寧に見守っていた。

テンでも時々頭が上がらないらしい。




フィセル

種族 精霊樹の精霊

性別 男性より

外見年齢 70代  


とうとう名前が出た木精のおじいちゃん。

テンと古い知り合いのようだが、彼の一言が波乱を巻き起こす……


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