「魔石編」に登場な人々
「ドラゴンさんは友達が欲しい 魔石編」に登場な人々。
リシェラ・フォン・アヴァール
種族 人間
性別 女
年齢(外見)
17歳 (13,4歳)
職業
成り上がり伯爵令嬢
アヴァール伯爵家の一人娘。
幼少の頃の病弱さと魔力が強いため、成長が遅く幼く見える。
稀薄の令嬢とあだ名されるくらい、影が薄い。幸薄そう
父は典型的な三流悪徳貴族で領地経営よりも首都での人脈づくりに慢心し、母は社交好きで首都暮らしのため、領地の屋敷で一人で過ごすことが多かった。
幼い頃から体内の魔力過多で病弱のため、長く生きられないだろうと言われ続け、実際に死にかけていたが、魔族オブリエオビリオと契約したことで、余剰魔力がすべてオブリエに行き健康体に。
だが同時期に家が隆盛したため、社交界へ否応なく放り込まれることに。
礼儀作法教養は完璧だったが、無口、無表情を通し、周囲からの関心をいっさい惹かないことで身を守っていた。
本来の気質は芯の強い、貴族のお嬢様。
成長したらしっとりとした儚げな美人になりそうな美少女。
胸にオブリエオビリオとの契約印がある。
本人は知らないが、体内に埋め込まれたわずかな魔核のおかげで生きている。
なくなれば死ぬ。
騒動の後は部下の人たちの協力の下、領地経営の猛勉強中。
そう遠くない未来に女伯爵になるらしい。
名前
オブリエオビリオ
種族
中位魔族
性別
男性より
年齢(外見)
約300歳
職業
アヴァール伯爵の中の人。
身体的特徴
人間時はアヴァール伯爵そのまま。(アヴァール伯爵は40代くらいの男性)
本性はいっさいの人間性がない獣のような、無機物のような、真性の化け物。
窓から入れるくらいの大きさ。
今回の実働犯
アヴァール家の領地で、リシェラを偶然見かけて気になり、ぼうっと見ていたら死にかけたので、これ幸いと契約を持ち出した。
が、リシェラに斜め上の願いをされて途方に暮れつつ契約してとりあえず助ける。
以後、魔力を最高においしく食べるため、リシェラに楽しいことを教えようとせっせと通うようになった。
時がたつにつれてリシェラに会うことの方が目的になっていたが、本人は無自覚。
ある日、オブリエの存在を知ったアヴァール伯爵とリュートがやってきて、魔核を奪われかける。
だが、逆にアヴァール伯爵を乗っ取ったオブリエはリュートの脅しと誘いに乗り、アヴァール伯爵のふりをして、便宜を図るようになる。
だが、その実、リシェラが傷つかない環境を整えるために、リュートの目を欺いて、ひそかに魔石を製造していた。
リシェラに対する無自覚ヤンデレ。
本来のアヴァール伯爵は二流の悪徳貴族。
リュートにつけいられたことにも気づかずに、割と楽しく私腹を肥やしていた。
リュート
種族 高位精霊
性別 男性より
外見年齢 約25歳
職業
謎の魔術師 吟遊詩人
その他
今回の裏の首謀者。
センドレ山脈にある遺跡を見つけたリュートは、円滑に利用するためにアヴァール伯爵へ近づくも、オブリエオビリオのほうが御しやすいと考え仲間に引き入れる。
朗らかで、あかるくて、うさんくさい。
要の竜をひどく嫌っているが、同じ精霊は仲間として無条件で懐に入れる。
芸術者肌の、天才型の犯罪者っぽい感じの人。
まだいろいろありそうな人。
名前 パレット
種族 精霊
性別 女性より
外見年齢27、8歳
リュートの相棒。
無表情、無口、マイペースだが、やることはやる。主体性がないわけではい。
基本、リュートの指示に従うが、独自に動くこともある。
こちらもいろいろありそうな人。
名前 バスタード
種族 剣の精霊
性別 男性より
外見年齢 40代後半
とある国の宝物庫に保管されていた宝剣の精霊
リュートによって目覚める。
区分はバスタードソード。
固有魔法
自分が切ると決めたもの、一対一限定だが立ち合った者を確実に切り裂く。
魔法でも変わらず。ただし一回につき対象は一つだけ。
名前 ベルガ
種族 魔術銃の精霊
リュートによって記憶を封じられ、魔術銃の精霊として目覚めさせられた。
精霊だが、魔術銃を媒体に魂が呼び起こされているので、ベルガそのもの。
外見は最盛期の軍役魔術師時代。
名前と、軍役時代に慕っていたカイルに対する想いだけが残っている。
だが、カイルに関する記憶は封じられているため、目覚めさせてくれたリュートに対象がすり替わり、全力で守ることを誓っている。
固有魔法
魔術銃の増産。連射。
また、精霊になったことで魔力量は増え、魔術と軍役魔術師時代の体術の知識もあるため、火力と戦闘力は格段にあがっている。
裏表紙のミニベルガ
シノン伯爵夫人
バロウ国のシノン伯爵の妻な方。
国内外でも有数の宝石コレクター。その審美眼は現職の宝飾鑑定士並み。
良い宝石があると聞けば東西南北国内外問わずどこへでも駆けつける。
それ以外では良妻な方なので、伯爵はあきらめているらしい。
リグリラには、よくアクセサリーを持ち込んで、宝石に合わせたドレスを作って貰っている。
そのたぐいまれなる嗅覚で、だれよりも先に人工魔石に気づいて飛んでいったが、バロウに戻ってきたときにはただメーリアスで保養してきただけと思い込んでいる。
公爵家の青年
リシェラと婚約するはずだった青年。
実は政略結婚ではなく、なるべく強い人間の庇護下に入ればリシェラをより強固に守れるだろうというオブリエの思惑から。
まあ、そんなこととはつゆ知らない青年は、かしぎかけた家のためと、婚約を受け入れた。
成り上がりの顔も存在も知らない令嬢に嫌悪もなければ期待もなかったが、初顔合わせの日に現れたリシェラにノックアウト。
うん、無理だよね、だって超かわいかったもの。
よし、結婚しようそうしようとあの一夜で決意を固めたのだが、その後伯爵家のほうが危なくなって、立ち消え寸前になった。
が、一大奮起をして、なんかしようとしているらしい。
一応、ロリコンではない。