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第158話 閃き、鼓動

───戦場を支配するERROR『アルムズ』。

EDPが開幕したと同時にたった一つの武装で人類の戦力を確実に減らしていた。

その後、『大和』のLRCを吸収。『黒利』の装備と弾丸を作り出し、『アギト』の腕、そして『魔神』の剣さえ作り出す。

全身には魔方陣のような複雑な模様や文字が刻まれており、その姿を隠すかのように白い布を纏い鋭い眼光で人類を見つめ続ける。

未だに力量が計れないERRORの力に人類は圧倒されてばかりだが、数多の戦略を練り巧みな戦術で戦う事が得意なのはERRORだけではない、人類もまた何千年と及ぶ歴史の中常に戦い続けてきた存在。

このまま黙って殲滅される程人類は弱くない。

「作戦は以上だ。各機、俺の合図と共に行動を開始しろ」

ダンの指揮の下兵士達は互いに連携をとり配置に付く、アルムズは依然立ち尽くしており一向に動く気配がない。

「先制攻撃を仕掛けるが絶対に配置から離れるな。敵の攻撃を察知したら迷わず木々に隠れろ、決して姿を見せるな」

これ以上戦力を消耗する訳にはいかない為ダンは兵士達の安全を重視させると自らが囮になれるよう前線に出ており、それはロアも同様だった。

「そんじゃあ、始めるか」

そうダンが呟いた瞬間、大和は右肩の大砲から砲弾を放つと、黒利もまた右手のリボルバーをアルムズに向けて放った。

真正面から堂々と攻撃を行うなど、そんな攻撃がアルムズに当たるはずがない。

当然アルムズは二機の攻撃を見て横に移動し容易く回避しようとした。

すると、黒利の放った弾丸が突如破裂すると大和の放った砲弾に衝撃を与えアルムズの目前で爆発を起こし巨大な爆風と煙がアルムズを飲み込んでしまう。

それを見て他の兵士達は指示通り一斉射撃を開始、既に四方を囲まれたアルムズに弾丸から逃れる術は無い。

そんな常識を容易く打ち砕くのがERROR。この程度の攻撃ではERRORに傷一つ付ける事ができないこと等皆分かっている。

集中砲火が続き激しい弾幕の為アルムズの立っていた場所は爆煙と砂塵が舞い上がるが、何時その中からアルムズが出てくるのか、又は攻撃を仕掛けてくるのかを各兵士達は見極めようとしていた。

「ロアッ!」

ロアの名を叫びダンが黒利のリボルバーを構える、だがその銃口の先は先程攻撃を開始した地点とは全く別の方向を指していた。

「はい!」

再び大和は砲撃を開始、同時に黒利もリボルバーから衝撃弾を放ち再び砲弾を誘爆させる。

見当違いの攻撃だと回りの兵士達には見えただろう。だが、僅かに揺らぐ爆煙と砂塵をダンは見逃さなかった。

誘爆された砲弾、再び衝撃波が辺りを襲い煙を舞い上げるが、その中から突如アルムズが姿を見せると、何度か姿を消そうと試みるが完全に自分の姿を露にしてしまった。

「ほーらみろ。奴の事だからステルスフレームぐらい簡単に真似ると思ってたよ」

ダンの読み通り、アルムズは他の特機の力を戦場で発揮してくる。

そしてその力が発動できるのは一時的なものなのだろう、もし持続する事が可能であれば全身を他の特機に変化させ続ければいい、一々元の姿に戻す必要などないのだから。

全機の攻撃が一斉に姿を見せたアルムズに向けられると、アルムズは俊敏に跳び複雑な動きで攻撃を回避しはじめる。

「お次は何だ?大和のLRCか、紫陽花のHRBか?お得意の狙撃はライフルがお釈迦になっちまったからなぁ、今のお前さんにはもう他の機体を真似る事しか───」

弾丸を避けながら徐々に上空に飛んでいくアルムズ、すると両手を構え空中で動きを止めると、全身の模様が発光を始める。

それを見たダンはアルムズが行動を起こす前に全機に通信を繋げ指示を出した。

「来るぞッ!全機身を隠せ!」

空中で動きを止めたアルムズは格好の的になる。本来なら身を乗り出し攻撃を仕掛けるはずだが、兵士達は決して焦らず大和と黒利を除く全機体は木々に身を隠し始めた。

空中で停止していたアルムズが発光を終えると、機体の周りには6丁のライフルが銃口を外に向けアルムズの回りを漂っていた。

勿論アルムズの両手にも破壊されたはずの大型ライフルが握られており、合計7丁のライフルは一斉を火を吹いた。

アルムズの四方を囲んでいる人類の機体に向けてライフルは狙いを定め弾丸を発射するものの、既に機体達は身を隠しており、弾丸は巨大な大木に直撃すると貫通する事が出来ず全く機体を破壊できない。

「今度はフェアリーを真似やがったか───だがどうした、さっきよりも動きが悪いぜ?」

アルムズの回りを漂うライフルを黒利は次々に撃ち落しながら接近していくと、大和もそれに続き右肩の大砲を向けた。

「ダンさん!LRC、撃ちます!」

照準を合わせトリガーに指を掛けると、ダンは笑みを浮かべて指示を出す。

「いいぜ、派手に撃っちまいな」

ダンの合図でロアは大和の右肩からLRCが放つが、当然その光景を見たアルムズは左腕を前に突き出すと再びLRCを吸収する素振り見せた。

しかし次の瞬間、アルムズの左手は砕け散ると腕から肩にかけて次々に粉砕されていく。

ダンの指示通りに動き、そして思惑通りの展開にロアの口元は微かに笑っていた。

あの時大和はLRCの発射と同時に大砲から徹甲弾も放っていたのだ。あのWorm態の甲殻すらも簡単に貫通する事が出来る弾丸にアルムズは自ら触れてしまい左手を粉々に砕いてしまう。

───しかし、さすがはERROR。左手が破壊された事に一瞬で気付くとLRCに僅かに飲み込まれながらも最速でLRCの中から抜け出し被害を最小に抑えつつ地面に着地する。

だが追撃は続く。着地と同時にアルムズの右足にワイヤーが絡みつくと、態勢を崩し地面に這い蹲ってしまう。

黒利は既にアルムズの後方に回り左足からアンカーを放つと、アルムズの右足に絡ませ全力でワイヤーを戻し始める。

アルムズはそのまま無様にも引き摺られていくと、黒利は左足を器用に動かし軽々とアルムズを空中に放り上げると、瞬く間に弾丸を命中させていく。

「おいおい、ご自慢のマントが泥まみれじゃねえか」

地面に引き摺られアルムズの纏う白い布は破り裂けボロボロの状態となり、純白の姿はすっかり泥と煤で黒く汚れていた。

更に頭部、右腕、胸部、腹部───至る箇所に黒利の放つリボルバーの弾丸を受け破壊されると、今度は強引に地面に叩きつけられ全身にダメージを与えられていく。

既に装甲の至る所には亀裂が走り、アルムズは右手に持っているライフルを向けようとしても右腕を破壊されており思うように動かせない。

それに、だ。アルムズが持っているライフルは既に黒利の足元に有り、踏み躙られている為足掻く事さえできない。

「お前は詰み。そして終わりだ」

後は仰向けに倒れるアルムズの背部に向かって引き金を引き続けるだけ、核となるレジスタルを破壊する事でこの戦いに決着がつく。


『─ERROR─』


───本当に?

本当にこれでアルムズとの戦いに決着がつくのか?

自在に攻撃を避け、寸分の狂いの無い精密射撃を行い、他の機体の能力までも発揮するこのERRORを、余りにも容易すぎるのではないのか?

もっと苦戦すると思っていた。作戦も通用しないと思っていた、何らかの方法でERRORは再び猛威を振るってくると。

長年戦場で戦ってきたダンだからこそ、今この状況に違和感を感じていた。

そしてその勘は、皮肉にも当たってしまうことになる。

「俺の勘は、当たる───」

瞬き一つで世界は消え、そして再び広がる。

その時、黒利の足元にいたはずのアルムズは存在しておらず、そこに横たわっているのは負傷し無残な姿に変わり果てた量産型のDoll態、ただそれだけだった。

それに気付いたロア、そして他の兵士達も一体自分達が何を見ていたのかが分からなくなる。

と言うより、何故地面に横たわっているのがアルムズではないのかが理解できなかった。

そんな中、最悪の状況だろうとダンの頭は冴えており、何故この状況を作らされてしまったのかに気付いてしまう。

アルムズは───最初から戦って等いなかった。

大和の砲撃を衝撃弾で誘爆させ爆煙に飲み込まれた時、回りから見えない事を良い事に左腕を発光させ地面に触れると、光り輝く魔法陣を作り出しその中から一機のDoll態を召喚していた。

その間、右腕を発光させ『アバルロ』の能力である『エネルギーシールド』を展開、一定時間攻撃を無効化した後、『紫陽花』の能力、『幻影』すらも使いこなしアルムズの幻影をただの量産型Doll態に重ね戦場に放ったのだ。

勿論、幻影を重ねると言うが煙から出てきた時は『ステルスフレーム』を使っているかのように見せる為、最初は背景の風景を機体に重ねていた。

後は機体の損傷を見てリアルタイムに幻影を変化させ負傷していく姿に変えていけば、誰もその姿を疑うものなどいない。

アルムズは確信していた。戦場に立つ二丁のリボルバーを両手に戦う機体、一撃を自分に与えたその機体に乗る人間ならこの思惑に必ず引っかかってくれると。


───(待て待て待て、じゃあなんであの時大和のLRCを受け止めようとした。特機じゃなければ出来ない芸当をこのDoll態はしようとしてたじゃねえか!?)

偽者のトリックは分かった、ライフル型のフェアリーも作り出したのはその場にいたアルムズの幻影ではなく、姿を隠している本物のアルムズが作り出したものというのも理解できる。だが何故、あの時アルムズは大和のLRCを吸収する素振りを見せたのか。

それは、アルムズが人間を……『ダン』を信じていたからだ。

この作戦に引っかかり、掌の上で踊ってくれる人間だとアルムズはこの戦いを通して分かっていた。

長い間戦場に身を置き、歴戦の兵士だからこそ、『通用しない手を二度も使わない』と確信していた。

大和がLRC発射直前既にアルムズは理解していた。この攻撃の際、何らかの方法で吸収を邪魔してくると。

黒利の射撃か、他の機体の狙撃か、それとも大和自身が行動を起こすのか、その全てを予想し行動に移った。

実際に、もしLRC単発の行動なら量産型Doll態は左腕を出したままLRCに直撃すれば簡単に破壊されていただろう。相手が何もしてこなければ寸前で回避をすればいいだけ、しかし人間はアルムズの思惑通りに行動し、望んでいた結果を作ってくれた。


───量産型Doll態の残骸は既に機能が停止し、ただのガラクタと成り果てている。

本物のアルムズといえば、戦いが開始された時から一歩も動かずその場に立っていた。

何の為に。それこそ自分の偽者と必死に戦う人間達を嘲笑う為に?

いいや、アルムズにそんな慢心は無い。これらの事全てに意味がある。

アルムズとて万能でもなく最強でもない、だからこそ時間が必要だった。

この戦場で今、そのことに気付いているのはダンただ一人。

ふと、突風が吹き戦場の砂塵を吹き飛ばすと、全く別の位置に立ち両手を黒い光りで輝かせるアルムズが見えた時、兵士達は自分達の愚かさに気付き、ERRORえの恐怖心が一層増してしまう。

「えっ、あれ……どうしてERRORがそこに───」

大和に乗っていたロアには戦場で何が起きたのか分からない。

だが、これから何が起こるのかは、嫌でもその目で見る事となる。

アルムズの変化した両腕は、それぞれ別の形をしていた。

神威の右腕、魔神の左腕に変化しており、黒い光りを纏うその両腕を空に向けて高らかに上げると、大空に巨大な魔方陣が現れ形成されていく。

これからの事が何を意味するのか───アルムズは上げていた両手の拳を握り締め、力強く振り下ろした。

戦場を……いや、この森全体を覆いつくす程の巨大な魔方陣、アルムズの合図と共に黒いいかずちが一斉に降り注ぎ始める。

しかし、その矛先は大和や黒利でもなけばこの草原の上で戦っている者達や艦隊等ではなく、四方を囲み大木に身を隠す機体達だけだった。

そこにDoll態はいない、入るのは人間の乗る機体のみ。この力を全体に揮えばERRORにとって人類の戦力を減らせる事が出来るだろう、だがそんな事をすれば地上で戦っている量産型Doll態までも破壊してしまう事になる。そうなればERRORの戦力も減らしてしまう為、この荒業は使う事が出来ない……が、今は違う。

人類は、アルムズが思った通り自ら森に入り木々に隠れながら攻撃を開始してくれている。

後は簡単な事だった、魔法により通常の何十、何百倍もの威力を増した雷を森に降り注げば、相手は勝手に死んでくれる。

森に雷を落とせば当然機体よりも遥かに巨大な大木に落ちてしまうだろう、だがそんな事はアルムズにとって何の支障にもなりはしない。

巨大な黒い雷は次々に大木に落ちていく、木々の付近にいた兵士達は一見何が起きているのか分からなかったが、雷は大木を伝っていくと付近に立っている機体えと拡散しはじめる。

機体達は成す術無く黒い雷に当たり、雷は機体の動力源であるレジスタルを破壊し操縦している人間諸共再起不能にしていく。

木々の付近で身を隠していた兵士達にはもう何も出来ない。黒い雷は機体ではなく大木に落ちたが、その大木の付近に密集している機体達に『側撃雷』が落ちる事をアルムズは計算しており、戦場には兵士達に苦痛の悲鳴が響き渡る。

この戦場に、アルムズから逃げられる場所も無ければ隠れる場所も無い。

ダンの指示でアルムズの四方を囲み森の中に隠れていた機体は側撃雷により全滅。

僅かな時間だが魔法の発動を終えたアルムズの両腕は再び元の形に戻ると、それに合わせて空に浮かんでいた魔法陣も消えてなくなっていく。

そして静かに地面に着地すると、アルムズは再び人類の攻撃を待つかのように腕を組み草原に立っている黒利と大和を見つめ続けた。

傷一つ、汚れ一つ無い、白い布を纏い完璧な状態でアルムズは平然と立ち尽くす。

今、アルムズと戦い生き延びている人間の数は二人。

黒利に乗るダン、そして大和に乗るロア。たった二人だけとなってしまった。

他の仲間達は皆死に絶えた。それも、一瞬で。

兵士達の悲鳴が頭の中で木霊していく、木々の付近に立っていた機体は全て黒い煙を上げ力無く横たわっている。

絶望しかない。

広がり続ける虚無の心。

ロアは、空いた口を塞げずこの現実を見つめていた。

それこそがアルムズの狙いだとも知らずに───。


───黒利の右足から放たれたアンカーは大和の胴体に巻き付くと、その場から逃がすように強引に引っ張り上げる。

その瞬間、大和の立っていた場所に雷撃が落ち、大地に亀裂を走らせ破壊していく。

この状況でもダンは見抜いていた、今目の前に立っているのが本物のアルムズではない事に。

圧倒的力を見せつけ、ダンとロアの心を揺さぶり動きを止める事が真の狙いなんだと。

ダンの予想通り、草原に立ち尽くすアルムズは幻影。ステルスフレームを起動した本物のアルムズは右手を神威の腕に変え強力な一撃を大和に振り下ろしていた。

しかしダンの機転によりアルムズの攻撃は外れると、ステルスフレームの制限時間を超えてしまい姿を露にしてしまう。

「なあロア、お前さんはどういう時に絶望する」

又もダンに命を救われ、ロアは何も言えず機体の体勢を直して行く。

「仲間が死んだ時か?自分が死ぬ時か?それとも愛する人が死んだ時か……?」

喋りながらダンは胸ポケットから煙草の箱を取り出し、中身を確認する。

残り一本となった煙草を見てダンは微かに笑うと、最後の煙草を取り出し口に銜え、ゆっくりとライターの火を近づけた。

「ちなみに俺は煙草を切らした時だ。これ以上の絶望は無いねぇ」

そう言うと黒利は一人草原を駆け抜けアルムズの元に向かいはじめた。

その後に続けないロアは、アルムズと激しい攻防を見せる黒利を涙を浮かべる瞳で見つめる事しかできない。

「お前さん勘違いしていないか?本当の絶望って言うのはなぁ、『死』なんかじゃあ無え。生きる希望を失った時、初めて人は絶望する」

黒利の放つ弾丸を交わしアルムズは再び手元にライフルを作り出すと、近接戦でも関わらず互いの機体は格闘の合間に敵に銃口を向け引き金を引いていく。

互いの実力は互角───ではない、アルムズは瞬間ごとに他の機体の上位互換能力を使い徐々に黒利に傷を負わせていく。

「ロア、今ここで絶望するのか?」

黒利も負けじと攻めるが、アルムズは黒利の攻撃を見切り攻撃を回避していく。既に黒利の全てを把握するかのような動きだったが、一つだけ誤算があった。

黒利が放ったアンカーが突如自在に動きはじめると、アルムズの両手両脚に巻きつき動きを封じていく。

通常、発射されたアンカーは直線状に放たれるが、何も飛ぶ方向を変化させる事が出来ない訳ではない。

ワイヤーで繋がれている分フェアリーより安易に操作が可能であり、磁力の力を使えばそれこそ黒利の第二、第三の手足となり自在に扱う事が出来る。

「お前さんの戦いはまだ終わってないんだぜ」

だがアルムズは両腕を変化させロウリンのような鋭い剣に変えると、いとも簡単にワイヤーを断ち切ってしまう。

それでもダンは決して諦めない。眼前の敵を倒すべく自分の成せる事を全て実行し対象の破壊を試みる。

ロアに語りかけながらダンはアルムズとの死闘を繰り広げ、その戦いを見ていたロアがようやく口を開こうとした瞬間、黒利の胸部にライフルの銃口が押し付けられた。

「だから……諦めんじゃねえぞ」

そう呟いたダンの顔は、笑っていた。


───引き金は引かれ、弾丸は放たれた。

黒利の胸部を貫き、背部を突きぬけて弾丸が飛んでいく。

それが黒利の敗北、そしてダンの死という事実に直結するのには、ロアには少し時間が必要だった。

零れ落ちる涙、その潤んだ瞳でロアは見ていた。

最後の最後まで煙草を加え、笑みを浮かべていたダンの姿を。

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