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第15話 出会い、別れ

(俺って感謝されて当然だよな……)

 甲斐斗がこう思うのも無理はない。

 BNの基地から数人の兵士を助けた事に本当ならBNから感謝の言葉がかけられ、今頃暖かい部屋で美味しいものでも食べてるはず。

(なんで牢屋に入れられなくちゃならねえんだ……)

 牢屋に入れられ納得がいかない甲斐斗は胡坐をかいたままここまで連れて来たBNの兵士、セーシュを睨んでいたが、セーシュは書類に目を通しており甲斐斗の視線に気付くものの、直ぐにまた視線を書類に戻す。

「そう睨むな。お前の身元が分からぬ以上自由の身にしておく事はできないだけだ」

 何も言わないと思っていたがセーシュの方から口を利いてくれた。

「お前を悪いようにはしない。直ぐこの牢屋からも出してもらえるはずだ、それとお前のその包帯。取り替えた方がいいだろう?」

 甲斐斗の手足、体、そして顔にもグルグルと巻かれている血で汚れた包帯。

 正直見た目からして危険な人間だと判断されておかしくないほど今の甲斐斗の姿は異様だった。

「取り替えてくれるのか?」

「後一時間後にアリスという女性がここに来る。彼女に替えてもらえ」

「わかった。所で、ミシェルは何処にいるんだ」

「あの少女なら大丈夫だ。安心しろ」

「その言葉、信じてもいいのか」

「信じて構わん」

 軍人の言う事など当てにならない事は甲斐斗がよく知っている。

 結局ここで何と言おうと甲斐斗は初めからこの軍隊、BNを信用することはない。

「さて、私はそろそろ失礼するぞ」

 牢屋の鍵が閉まっていることを確認すると、セーシュはそそくさと出て行ってしまう。

 甲斐斗からすればこの牢屋から出る事は簡単だった、逃げるのも一人なら尚更余裕だろう。

 だが不思議と逃げたいという気持ちはまだ無く、甲斐斗は小さな溜め息を吐くとこれからの事を考えながらその場に横になり、深い眠りに着いた。




 その頃、羅威と愁が今いる場所は軍にある食堂だった、愁は渋々食堂の席に座ると羅威は愁の正面の椅子に座る。

「羅威、なんでこんな所に俺を……」

「俺が奢る、だから座れ」

 ここに来る前、羅威は自室の前で一人呆然と突っ立っている愁を見つけたが、その姿は見るからに落ち込んでいた。

 羅威から見なくとも愁の様子は見ていてとても分かりやすく、恐らく落ち込んでいる理由もまた紳の言葉に凹んでいるのだろうと思っていた。

「でも紳さんは自室で待機しろって……」

「何か言われたら俺の責任にすればいい。それより愁、確かにお前のした事は間違っていたかもしれない、だが俺は……」

 羅威が話そうとした矢先にカレーは二つ運ばれてくる。

「本当羅威ってカレーが好きだよね」

「ああ。安い、美味い、辛いの三拍子が揃っているからな、って……今はその話じゃないだろ」

 そしてまた羅威が話そうとすると、愁がまた先に口を開いた。

「羅威の事だから俺の事を気遣ってくれたんだよね。心配かけてごめん」

「心配、か……ああそうだよ。俺はお前が心配だ、だからあまり自分を責めるな。それだけ言いたかったんだ」

「わかってるよ、わかってるけど、ね……」

「お前だけの責任じゃない。皆の責任だ、過ぎた事に囚われるな、これから先の事を考えていけばいい」

「ありがとう羅威、羅威が居てくれて本当に良かった……」

「まっ、さっさとカレーを食べて元気を出す事だな」

 愁の皿にはまだカレーが半分以上残っているが既に羅威は食べ終えており、店員を呼び止めると更に追加のカレーを注文していた。

「でも羅威ってすごいよね、俺は一人じゃ何も出来ないから」

「お前なぁ……人は一人じゃ何も出来ない。当たり前だろ?」

「……そうだね」

 テーブルに置かれているコップの水を飲んだ後、簡単に言ってみせた羅威の言葉に愁はやや視線を下げた後、また軽く笑って見せた。



 同じ時、穿真とエリルはミシェルのいる部屋に来ていた。

 甲斐斗がいる牢屋とは違い普通に一室で保護されており、風呂やベットまでは普通の部屋おり少し豪華なくらいだった。

「この子はこんな部屋なのに、どうして甲斐斗は牢屋なのかしら?」

 エリルがそう穿真に聞いてみるが、穿真は部屋の隅っこに座っているミシェルと色々喋っていた。

「俺の名前はせーんーま」

「せんま?」

「そうそう! 穿真な!」

 丁度ミシェルに自分の名前を教えている穿真、自分だけ置いてけぼりされすかさず穿真の襟を引っ張る。

「ちょっと穿真! 私の話聞いてるの?」

「聞いてるって、そりゃあ、あんなミイラ男とこんな可愛い女の子なら扱いが違ってもおかしくねーって」

 そう言うとまた穿真はミシェルの元に向かい喋りだす。

「それ本気で言ってるの?」

「ほーら見てろよー、ロケットパーンチッ!」

 エリルの姿は眼中に無く、穿真はミシェルの方を向いたままそう言って右手を勢い良く突き出すと、右手は勢い良く飛び簡単に部屋の壁に穴を開けめり込んだ。

 穿真は面白半分でやっているようだったが、余りの突然の事にミシェルは恐怖のあまり毛布に包まってしまう。

「あ、あれ。怖かった?」

「あんたねぇ、右手が飛んだら誰だって怖いわよ……ってか何よその無駄な一発芸」

「面白いと思ったんだけどなー」

 穿真は笑いながら部屋のめり込んだ右手を引き抜くと、右手首にはめて右手を取り付ける。

 穿真の義手は精密かつ頑丈に作られており、指の動きも前と同様に動かせる事が可能、人工皮膚も張ってあり見た目だけは普通の手と何ら変わり無い。

「かいと、かいとぉ……」

 毛布に包まりながら呼び続ける一人の名前。

「大丈夫だって、あの男は生きてるし、別に何もしねえから」

 穿真はそう言うが実際に甲斐斗がどうなろうと穿真の知った事ではない、それに何もしないというのもまだ確定事項でもなくミシェルに心配をかけさせないように言った適当な言葉だった。

 それを聞いてエリルは呆れたように穿真を見ている。

「そんな事あんたが言ったって心配よね、彼とこの子を会わせる事は出来ないのかしら」

「今はまだ無理かもしれねーが、時間が何とかしてくれるかもな」

「……そうね、今はまだ無理よね」

 今日出会ったばかりで身元も不明、そんな男を信用しろと言われても無理な話。

 やはり少しずつあの甲斐斗という人から話を聞いていかなければならない。

「んじゃ、そろそろ俺達も……」

 すると、毛布からひょっこり頭を出して穿真とエリルと見つめだすミシェル。

 まるで二人に帰ってほしくないかのようにミシェルの瞳が訴えかけていた。

「か、可愛いー!」

「え、穿真!?」

「いやお前見ろよあの目を! あのうるうるっとした瞳を!」

 いきなり全開で発狂しだした穿真は、ミシェルの包まっている部屋の隅にまた戻ってしまう。

「俺はもう少しこの子と遊ぶ! エリルは先に帰ってていいぜー」

 ニコニコと笑顔で手を振っている。明らかにエリルを帰らせようとしている。

「はぁ、わかった。それじゃ私は先に戻るね……このロリコン」

「あ? 今何か言っ──」

 最後にそう言って部屋を出て行ったエリル。

 部屋を出ればやはり、武装した兵士二人立っており、厳重な監視が続けられていた。



 BNの格納庫、そこには甲斐斗が乗ってきたあの機体が立っており、格納庫にいた兵士達は気味悪がっていたが、ラースだけは違っていた。

「これはすごい……ERRORとDシリーズの融合機体、面白いね」

 ラースは一人、甲斐斗の乗っていた我雲を見て興奮していたのだ。

 ERRORの肉片は上手い事に我雲のパーツと組み重なり作動している。

 もはや我雲の面影は無い、それは一つの、新種のERRORとして見てもいいだろう。

 だがこの機体そのものにERRORの意思は無い、いつ動き出しても不思議ではないのだが何故か動き出さない。

「何らかの力がERRORの侵食を抑えているね。あの甲斐斗という男、一体どんな力を使って止めたんだ……」

 この機体をバラバラに解体しようとも思ったが、前より格段に装甲が増して丈夫になっている為に相当な時間が掛かるので断念。

 一々解体しているとかなりの時間もかかり、ERRORともなるといつ動き出すかわからないのでそう簡単に弄る事も出来ない。

 それにこの機体、一体誰が乗るというのだろうか。いつコクピットがERRORに取り込まれても文句は言えないのだから。

 とりあえず機体のデータを取り、分析を始めていくラース、今日は徹夜になる事を覚悟していた。



 羅威が愁との食事を終えた後、羅威はある部屋へと来ていた。

 その部屋の扉をゆっくりと開けて中に入っていく、白く透き通ったカーテンは風に靡き、純白のベットが置かれていた。

 そしてそのベットには小さく寝息を立てる彩野の姿があった。

 だが、羅威がドアを開けた音で起こしてしまったらしい。

 閉じていた目蓋をゆっくりと開き、体を起こすと羅威の方に顔を向ける。

「羅威先輩……」

 いつもの笑顔、いつもの元気がまるでない。

 羅威は買ってきた果物を机の上に置くと、ベットの横に置いてある丸椅子に座った。

「彩野、気分はどうだ」

 何故か彩野は俯いたまま羅威の顔を見ようとしない。

「彩野?」

 顔を覗き込んでみようと彩野に顔を近づけたその時、突然羅威は左頬を叩かれてしまう。

 咄嗟の出来事に何故叩かれたのかわからなかない、すると徐に顔を上げる彩野の目からは大粒の涙が零れ落ちていた。

「先輩のばか!」

「お、おい。いきなり馬鹿は無いだろ?」

 叩かれた頬を抑えている羅威を彩野はじっと見つめてくる。

 たしかに、あの状況で綾野を助けに向かったのは馬鹿な選択だったのかもしれない。

 馬鹿と呼ばれ、無謀と呼ばれてもいい、それでも僅かな可能性にかけて綾野を助けに向かった羅威だったが、結果は無残なものであり、結局自分の力で助け出すことはできなかった。

「私を助けてくれなかった罪は大きいです」

「……すまなかった。俺が未熟なせいでお前を危険に……」

 落ち込む羅威の肩を指で突っつく彩野、視線を向けると目を泳がせ羅威との視線を逸らす。

「わ、私のわがままを一つ聞いてくれたら……その、許してあげてもいいんですよ?」

「本当か? よし聞こう、何でも言ってくれ」

 すると綾野は急にそわそわしだすと、何か照れているような表情で言い辛そうにしている。

「その、えと……」

「遠慮するな、なんでも聞いてやる」

「そ、それじゃあ!わ、私とキ───っ!」

 その時、医務室の扉の開く音と共にエリルが部屋の中に入ってきた。

「あ、羅威。やっぱりここにいたのね」

「どうしたんだ?」

「私達の部隊にお呼びがかかってるのよ。今すぐ五番ブリーフィングルームに来いってね。ほら、早く行こう」

 そう言って部屋を出て行くエリル、羅威もすぐにその後を追おうとした。

 彩野は寂しそうな顔をして羅威を背中を見ていたが、急に羅威が足を止める。

 ゆっくりとベットの方に歩いてくる羅威、そしてベットで起き上がっている彩野を抱きしめた。

 突然の出来事で声も出ず、彩野はただただ抱きしめられている。

「お前のわがままは後で聞いてやる、だから今は安静にしておけ」

 抱きしめた後、羅威はそっと彩野に顔を近づけた。

 彩野の頬には柔らかく暖かいものが微かに当たる。

 無言で去っていく羅威、彩野は呆然とした表情で羅威の背中を見送った。

 医務室のドアが閉まると音で意識がはっきりと戻った。

 唇が触れた感触がまだ残っている頬にそっと指を当てる彩野、そして小さく微笑んだ。

「先輩、大好きっ……」



 羅威は病室を出て急いで廊下を小走りしていると、呼ばれた部屋へと向かうエリルに間に合う事が出来た。

 羅威はエリルの横に並ぶと走るのを止めて一緒に歩いてブリーフィングルームへと向かう。

「ごめんね羅威、彩ちゃんと二人っきりの所邪魔しちゃって」

「邪魔? 別にそんな事は無い」

「いい雰囲気だったよねー、何話してたのー?」

 横からどんどん話かけてくるエリル、構っているとの身が持たないのは前から知っている為羅威はエリルの言葉を軽く流すような返事しかしない。

「ちょっと羅威、聞いてるの?!」

「さて、お前が喋っている間に着いたな、入るぞ」

 正直エリルの話を全く聞いてなかったが特に心配ない、部屋の扉を開け羅威とエリルが中に入っていく。

 部屋の中にはおなじみの面子が既に揃っている状態だった。

「いよーうお二人さん。少し遅かったな」

 部屋に入るやいなや早速穿真が話しかけてくる。

「少しな。いつも遅刻しているお前と比べれば可愛いもんだろ?」

 遅刻の常習犯である穿真に遅れてきた事を詰られ、軽く冗談で返したつもりだったが、穿真は右手を振り上げると羅威の背中を力強く叩いた。

「俺だって好きで遅れてる訳じゃねーんだぞ!」

「わ、分かった……分かったからもう二度とその手で俺を殴るな。お前は俺の背中を砕こうとしてるのか?」

「痛かった? 少しは手加減したんだけどなー!」

「お前なぁ……」

 痛む背中を自分で触りながら席に着く羅威。隣には既に愁が座っていた。

「一体何の話なのかな?」

 愁はそう言って羅威の方を見てみるものの、羅威には何の検討もつかない。

「さあな、俺も何も聞かされていないからな……っと、セーシュが来たみたいだ」

 上官であるセーシュがここに来たということは、これから集められた理由を聞かされるのだろう。

 皆は何を言われるのかを考えながらセーシュの方に視線を向けた。

「皆集まってくれたみたいだな、これよりブリーフィングを始める」

 そう言ってセーシュは右手に持っていたアタッシュケースを机の上に乗せ話し始める。

「私を含めここに集まっている四人は本部からの命令で新しい部隊となる」

 場にいる皆が驚きの表情をしているが、セーシュは構わず話を進めていく。

 アタッシュケースを開ければそこには四枚のバッチ・IDカード・身分証明書が入っていた。

「お前達は今日から本部直属の特殊部隊の隊員となる、だが本部所属ではない。戦艦リシュードに乗艦し、各地を転々と回ってもらう」

「これまた急な話だが、本部直属の部隊なんて嬉しいじゃねえか!」

 そう言うと穿真が一目散にセーシュの元に向かい、バッチやIDカードを受け取る。

「そうだろう、お前にとっては嬉しい話だろうな、さて一人ずつ取りにきてもらおうか」

 次々に皆が席を立ち、セーシュから渡される物を取りに向かう。

 羅威も物を受け取り、もらったバッチをぼーっと眺めていた。

 そして最後に愁が席を立ち、セーシュの下に向かう。

 だが彼女は愁に物を渡そうとはせず、ある封筒を手渡す。

 不思議そうにその封筒を開ける愁、中には数枚の書類が入っていた。

「魅剣愁。今までよく頑張ってくれた、お前にはこの軍を辞めてもらう」

 それは余りにも突然で、唐突な話だった。

 室内にいた全員がその言葉に反応を見せ、皆の視線がセーシュに集まる。

「さて、皆に必要な物は配り終えた。また詳しい報告は後日行なう、今日は解散だ」

 アタッシュケースを閉じると、セーシュはそのまま部屋を出て行こうとする。

 愁は書類を持ったまま、動かなかった。いや、動けなかったのかもしれない。

 書類を持つ手が微かに震え、目の前の現実が頭の中に入ってこなかった。

 皆が席に座っている中、一人羅威は席を立った。

 そして後ろを通りかかったセーシュの胸倉を掴むとそのまま一気に壁に押し付ける。

「ちょっと羅威! 何してるの!?」

 すぐさまエリルが止めに掛かろうとしたが、穿真が咄嗟にエリルの前に腕を出すと、エリルの足を止めさせた。

 羅威はセーシュを睨むようにして胸倉を掴んでいた、だがセーシュは顔色一つ変えずに羅威を見つめている。

「俺達に、納得できるように話してくれないか……愁を解雇する訳を」

「私は知らん。上からの命令だ」

「上からの命令だと?……紳なのか、紳の命令なのかっ!?」

「私は知らんと言っているだろ。その手を離せ守玖珠羅威。上官に向かってそんな事をしていいのか?」

「お前っ!」

 理性を抑えきれず、右手を振り上げる羅威、そのままセーシュの顔向けて右手を振り下ろそうとした時、愁が叫んだ。

「羅威! もういいんだ!」

 セーシュの顔の横に突き出された拳、羅威が後ろに振り向き愁を見つめる。

「もう、いいんだっ……皆、今までありがとう……」

 そう言い残し、愁は手に持っている書類を握り締めながら走って部屋を出て行った。

 セーシュは羅威の手を振り解くと、逆に羅威を睨み返した。

「理由が聞きたければ直接若様に聞く事だな、お前の事だ。若様を説得する気だろうがそれは無駄な事だ」

「無駄な事、だと……」

 その言葉に羅威の目が変わる、さっきまで睨んでいた目ではなく、驚きの様子だった。

 そのままセーシュは部屋を出て行ってしまい、部屋には一つの部隊メンバーと、その部外者である愁だけが残された。

野入のい 穿真せんま

お調子ものの性格、周りを明るくさせるムードメーカー的存在でもある。

赤城に右手を斬りおとされ今は義手をはめているが。

その性能は桁違いであり、我雲の装甲より硬い金属で作られているらしい。

そして重量もかなりある為に軽く当たるだけで相当痛い。




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