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第12話 復活、侵食

 段々と明るさに目が慣れてくる。恐怖の余り本当はこのまま目蓋を閉じていたかった。

 しかし愁は勇気を振り絞り少しずつ目蓋を開けていくと、そこに何匹ものPerson態が我雲に張り付き、自分を見ている。

 もはや何もいえなかった。自分はここで死ぬ、殺されるのを待つだけとなった。

 Person態は大きな口を開けて、愁を頭から一気に丸呑みしよと顔を近づける。

 終わった……愁は歯を食いしばり思い切り目蓋を閉じた。

 だがその時、一人の男の声が愁の耳に入ってくる。

「目を背けるな」

「えっ……」

「見ろ、そして機会を窺え。生き残る為にな」

「この言葉……紳さん?」

 愁が目を開けた瞬間、自分を丸呑みしようとしていたPerson態の頭が真っ二つに斬り落とされた。

 そしてそこには紳ではなく、全身黒い服に身を包み、頭に包帯を巻いた男、甲斐斗が立っていた。

「あ、貴方はっ……」

「恩を返しに来た、それだけだ。丁度お前の仲間も来ているみたいだしな、ほらよッ!」

 そう言った次の瞬間、甲斐斗は愁の胸倉を強引に掴むと一気に上空へと放り投げた。

「ええええっ!?」

 片手で数メートルも投げ飛ばされ、その余りにも突然の事に愁は自分が何をされたのかわからなかった。

『もらい──っ!』

 エリルの声が聞こえる、この時を待っていたかのように無花果がビルを飛び越えて愁の体を受け止める。

「うぉわっ!?」

『エリル、ナイスキャッチだ』

『間一髪とはまさにこの事ね』

 見事愁を助け出した無花果、そいて羅威の乗る我雲と共に三人は中央へと向かった。

 愁の乗っていた我雲は段々と侵食され肉のような物が次々に機体の中に入っていく。

 その様子を機体の胸部に立っていた甲斐斗は平然と見つめていた。

「気味が悪いな、もしかしてこの機体を取り込む気か?」

 もはや原型を止めない程に侵食されていく我雲、そのまま肉は移動していき、コクピットをも取り込んでしまう。

 そんな状況の中、甲斐斗は軽く笑って見せると操縦席に乗り込み機体を動かしにかかる。

「何だ、ちゃんと動くじゃねえか……なら好都合だ」

 丁度自分の機体が欲しかった甲斐斗、ERRORに侵食されていく機体だったが操縦桿を動かせば特に問題無く動く為、ERRORに侵食された機体を私物化してしまった。


 


 基地周辺に横一列に並ぶ戦車、押し寄せるPerson態を次々に吹き飛ばしていく。

「撃て! 弾は腐るほどある! 撃ち続けろっ!!」

 だがPerson態に紛れて数匹のWorm態が姿を表した。

 動きは遅い、だが芋虫のように少しずつ近づいて来る姿を見ると恐怖が段々と増してくる。

 頑丈な殻に包まれたWorm態は戦車隊の集中砲火を諸共せず、確実に近づいてきている。

 そして、口の辺りから数本の巨大な触手が伸ばし何十本もの赤く細い触手が出してくる。

 巨大な触手が垂れ落ちる強力な酸。その触手を一斉に伸ばすと並んでいた戦車にぶつけ次々に溶かしていく。

 それを見ていた兵士達は戦車から降りて逃げようとするが、触手から出ている赤色の細い触手は逃がさない。

 逃げようとする人間の体に細い触手が何十本も突き刺さっていく。

 細い触手についているわずかな酸で人間の体を溶かし。

 その解けた肉や臓器、血などを吸い上げていく。この残酷な殺し方は既に皆は知っている。

 だからもし赤い触手が自分を刺そうとした時、今手に持っている銃で自分の頭を撃ちぬく兵士が多い。

 当たり前だ、拳銃自殺ほど楽な死に方は無い。

『俺が虫を殺る、お前は好きにしろ』

「はっ、若様の護衛をさせていただきます」

 中央の基地の格納庫から三機の機体が姿を見せる。

『白義』そして見慣れぬニ体の機体がその白義の両サイドに立っている。

 両肩に足元まで延びている盾が特徴的であり、白義の右側にいる機体は大きな薙刀を持っている。

「ダン様は好きに行動してくれて構いません、私は若様をお守りします」

『俺の仕事は紳を守る事だ、協力するぜ』

「分かりました。……しかし、機体の中で煙草を吸うのは止めたほうが……」

『こうした方が俺は落ち着くのさ、一本いるか?』

「いりません」

 まだ聞いている途中だが、通信を強引に切られるダン。

 通信に切れたモニターの前で一服している。

『さて、お仕事しますかねぇ』


 その間にも次々に殺されていくBNの兵士達。

 手に持っている銃をERRORに撃とうが、ERRORは怯まずに兵士達に近づいてくる。

 兵士達は次々に自分の頭部に弾丸を撃ち込んでいく。だが中には死を迷い。躊躇う兵士もいた。

 兵士達はひたすら走り、奴等から逃げようとする。

 道には無残に破壊された我雲が何体も倒れており、既にコクピットはPerson態に食い破られ見るも無残な状態になっている。

 生きたまま人間を貪るPerson態が逃げ惑う兵士達の方に振り向くが、その顔は笑っていた。

 何体ものPerson態が兵士達を見て笑っている、それを見ていた一人の兵士は奇声を発しながら機関銃を撃ち続けるとたった一人でPerson態の集団中に向かって走っていく。

 そんな兵士を誰も止める事はない。

 殺せたのはたったの三匹、回りにはまだ十匹以上のPerson態が立っている。

 既に全ての弾を撃ちつくしていたが、兵士は何度も何度も引き金を引き続け抗おうとしていたが、Person態の口から伸びる強酸の舌が一瞬で兵士の頭を溶かした。

 もう助からない……逃げ惑う兵士達がそう思った時だった、兵士達の目の前を何かが通り抜ける。

 それはまるで風のように素早く、一瞬何が起こったのか理解できなかった。

「セーシュ隊長!?」

「お前達よくここまで生き残った、後は我等に任せろ」

 兵士達の前に全身白色の機体、『ハルバード守護式』の姿があった。

「化け物め。散っていった兵士達の晴らせぬ恨み、この『守護式』で晴らしてくれようぞ!」

 次々に走り寄って来るPerson態に守護式は巨大な薙刀を振り下ろし周りのPerson態を一撃で一掃する。

 そして肩のレールガンで兵士達に近づいていくBeast態とPerson態を次々に吹き飛ばしていく。

 だが、一匹のBeast態が守護式の後ろに回りこんでいた。

 その時一発の弾丸がBeast態の頭部を吹き飛ばし、純白の装甲にERRORの赤い血を浴びてしまう。

『よう、これが一服した俺の力よ』

 セーシュの前に現れたもう一体の『守護式』、両手にリボルバーを握っている中にはダンが乗っていた。

「援護に感謝します、私は若様の害になるものを引き続き排除しに行きます」

「お供するぜ」


 Worm態が中央に向かっている途中、前方に一体の機体の姿が見える。

 その機体、白銀の鎧を身に纏い純白のマントを靡かせ立ちはだかるもの───名は『白義』。

 何匹ものWorm態が一斉に触手を伸ばし『白義』に襲いかかる。

 その白義乗っている紳はギリギリの所で触手を交わすと、二本のLRSで触手を断ち斬っていく。

 何本もの触手が飛び交う中、全ての触手を回避していくと確実にWorm態との間合いを縮めていく。

「虫、か」

 右手に持っているLRSをWorm態の頭部に突き刺す。

 そのままWorm態の頭上を越え、体にそってWorm態を切り捨てる。

 一瞬で真っ二つにされるWorm態。そして白義はその死骸を踏み台にして上空に舞い上がった。

 高らかに舞い上がる白義、そして両手に持っているLRSを同時に投げ込んだ。

 LRSはそのまま一直線に飛び両サイドにいたWorm態の頭部に深く突き刺さる、それを見越してLRSを投げ捨てたと同時に両腰に付いてあるハンドグレネードを投げ落とす。

 Worm態の周りにいたPerson態が次々に爆発に巻き込まれていく。

 その時、LRSが頭部に刺さった一体のWorm態がまだ生きており、中央に近づいていくのが見えた。

 白義は落下すると同時にWorm態の目の前で着地、触手が出る前にLRSで突き抜けられた頭部にグレネードを強引に突っ込む。

 予めピンを外しており、頭部に入れて離れた瞬間に爆発を起こし辺り肉片が飛び散った。

 ほんの僅かな時間で中央に向かおうとしていたWorm態、Person態は、たった一機の機体で全滅させられてしまった。




 中央へと向かおうとする無花果と我雲。

「あいつ等どうするの!?まだ追って来るよ!」

 だが後ろからは夥しい数のERRORが追って来ている。

「俺が時間を稼ぐ、お前は愁を連れて中央に向かえ」

「時間を稼ぐって、あんたもう弾が無いでしょ!」

「LRSと盾があれば十分だ、それに俺は時間を稼ぐだけ、すぐに俺も中央に向かう」

 その時、コクピットについてあるモニターにセーシュの姿が映し出される。

「その必要は無い、中央の防衛ラインは若様と私達が食い止めた。お前達は残りのERRORを排除してくれ」

 そんな事を言われてもこの場にいるのは既にエリルと羅威、そして愁の三人しかおらず。

 更に戦えるのはたった2機の機体しかいない、それを伝えようと真っ先にエリルが口を開いた。

「セーシュ!『お前達』って言うけど、このエリアにはもう私と羅威しかいないのよ?!」

「それなら援軍が来るまでしばし持ちこたえろ。何処のエリアも今は交戦中だ」

「持ちこたえろって言われても……!」

 無理とは言わないがどうみても苦しい、そんなエリルの様子を見ていた羅威は小さな溜め息を吐くと、エリルとセーシュに向かって声をかけた。

「了解した。セーシュ、ERRORは俺一人で掃討する。エリルは愁を連れて一度中央に戻ってくれ」

 そう言い終えると羅威は通信を切り、LRSを片手に装備する。

 それを見ていた愁は自分のせいで羅威を危険な目に遭わせている事に歯痒さを感じていた。

「……エリルさん、俺は一人で中央に戻る。ここで下ろしてくれ!」

「何馬鹿な事言ってるのよ!もしERRORに襲われたらどうするの!?」

 当然愁は反対されると思っていた。

 だが、この場を羅威一人に任せる訳にはいかない。

「大丈夫、エリルさんと羅威がここを防衛してくれればERRORは俺の所には来ない。それに羅威を一人にする方がよっぽど危険すぎる!エリルさん、お願いします!」

 既にERROR達がざわざわと蠢きながら我雲に近づいてきていた。

 足元に群がってくるPerson態を踏み潰し、LRSを片っ端から斬っていく。

 だが数が多い、Person態の群れが機体に取り付けば確実に愁は食い殺される。

「エリルさん! お願いします! ここに残って羅威と戦ってください!」

「……ダメよ。一度中央に戻るわ」

「エリルさん!」

 羅威の乗る我雲に背を向けて、発進する無花果。

 愁は無花果に軽く握られ、抜け出す事さえ出来なかった。



 立ち去る無花果を見送った後、迫り来るERROR達の前で羅威の乗る機体は一歩も引きはしない。

「鬼ごっこの始まりだ」

 波のように押し寄せてくるERROR、腰に付いてある手榴弾を二つ手に取り、その波の中に放り投げる。

 その手榴弾に気づいたBeast態はその場から離れる、だがPerson態はそれには気づかず押し寄せてくる。

「言っておくが、俺が鬼だ」

 手榴弾が爆破、辺りにPerson態の肉片が散乱する。

 我雲は一気にブーストを展開、手榴弾で穴の開いたERRORの中に特攻していく。

 今だけはBeast態が回りにいない、Person態の数を少しでも減らすなら今しかない。

 飛びついてくるPerson態をシールドで弾き、LRSで次々に斬っていく。

 しかし敵は一匹でも一種でもない。

 手榴弾を交わしたBeast態が一斉に羅威の乗る我雲へと走ってくる。

 斬っても斬ってもPerson態の数が一向に減らない。それ所かERRORの数が増えているかのように思えてくる。

「我雲の出力を舐めるな」

 次々に飛び掛ってくるBeast態に、我雲は一歩も怯まず次々に避け、すれ違いざまに一匹のBeast態の頭部を斬り落とす。

「よし、後は……」

『─ERROR─』

 羅威の目の前のモニターに突如とERRORと書かれた映像が映りだす。

 一匹のPerson態が我雲の背後に取り付いていたのだ。

「いつのまに!?くそっ!」

 機体を左右に揺さぶり、必死に背後に取り付いたERRORを振り落とそうとするが一向に落ちない。

 それ所か、背後から機体の装甲を食い破っている。

「直接俺を殺す気か、それとも……」

『─ERROR─』

『─ERROR─』

『─ERROR─』

 コクピットの席に付いてある非常用の赤いランプが点滅し始めた。

 機体の動きが少しずつ鈍くなり、機能が停止していく。

 羅威は咄嗟に機体を後ろに倒し、背後に取り付いているERRORを機体で押しつぶすが、その隙に回りにいたPerson態が次々張り付いてくる。

 必死に操縦桿を動かすがERRORに身動きを奪われて手足を動かす事さえ出来ない状況だ。

「機動回路が破壊されたかっ」

 もう機体を動かす事は出来なくなった。

 通信からはノイズ音とPerson態が装甲を剥いでいる音しか聞こえない。



 今更命乞い等はしない。我雲の装甲が食い破られていく音が大きく聞こえてくる。

 次々に胸部に着いている装甲を食いちぎり、そしてハッチを強引に破壊して開けくる。

 羅威の目の前には大きな口を開けたPerson態がずっと見ていた。

 Person態には目が無い、だが何故か羅威はその化け物から無数の視線を感じる。

「例え俺が死んでも俺達BNはお前等化け物には負けない……絶対にな」

 そう言って羅威が死を覚悟した直後、先程までノイズ音しか聞こえてこなかったスピーカーから聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「世界を平和にするまで生きるんじゃなかったのかぁッ!? 羅威ぃッ! 俺達が力を合わせて築いていくんだろがっ! この世界を!』

 その言葉の後、羅威の目の前にいたPerson態の体に次々に風穴が開いていく。

 一体だけじゃない、機体に張り付いているPerson態が全て銃殺されている。

「オラオラオラッ! 羅威は殺らしゃしねえよ!」

 凄まじい銃声が操縦席内に響き渡る。

 一機の我雲が羅威のモニターに映し出されると、そこには両手に機関銃を装備し機体の近くにいるPerson態を次々に撃ち抜いていく我雲の姿があった。

 波のように押し寄せるERRORに怯む事無く機関銃をひたすら撃ちまくる。

「サイボーグ穿真の登場だぜ!!」

「……右手の義手は完成したという事か」

「さすが羅威、話が早い。それならさっさとその我雲を起こしにかかれッ!」

「それは無理だ……回路が破壊されているからな」

「だったら『AMOS』に切り替えろ!あれなら関係なく動かせんだろ!」

「なっ、あんな手間の掛かる作業をするのか、今ここで」

「時間は俺が稼ぐ!死にたくなけりゃあさっさと取り掛かれやぁッ!」

 そうは言ったものの、我雲の両手に持っていた機関銃の弾を全て撃ち尽くしてしまう。

 すると手に持っていた機関銃を左右に投げ捨て、今度は両腰に着いている短機関銃を手に取った。

「これからが本番だ!」

 穿真が時間を稼いでいる、やるなら今しかない。

「おいまだかっ!?」

 羅威のコクピットについてあるモニターに穿真の姿が映し出される。

 それと同時に羅威の乗っている我雲がその場に立ち上がった。

「穿真、立つ事と右腕を動かす事しか出来ないが、これで十分だろ」

「って事は、ここでERRORを食い止める気か。やってやろうじゃねぇか!」

 左手に持っている短機関銃を羅威の乗る我雲に投げ渡す穿真。

 羅威はその短機関銃を受け取るとERRORの群れに容赦無く銃をぶっ放していく。

 だが撃った弾丸はERRORではなく横のビルを撃ち抜いていた。

「何処狙ってんだ馬鹿! 弾がもったいねえぞ!」

「っち、反動のブレと誤差修正、銃の重量データを入力しなければ……」

「ならさっさと入力しろっての!」

 そうこうしている内に、穿真の持っていた短機関銃の弾がついに切れる。

 ほとんどのPerson態は駆除できたが、まだその後ろにBeast態の姿が見えていた。

「弾切れか?」

 穿真の乗る我雲は両手に持っていた短機関銃も投げ捨てる。

 そして背中からニ丁のグレネードランチャーを取り出すと、余裕の笑みを穿真は見せた。

「俺の攻撃はまだ終わらねえぜ!」

 引き金を引くと勢い良くグレネード弾が放たれていく。

 素早い動きで避けようとするBeast態、だが穿真はグレネード弾をピンポイントでBeast態に当てていき、その爆発に巻き込まれてPerson態も吹き飛ばされていく。

「おー、俺も射撃の腕が上がったんじゃねえか?」

「ったく」

 物音が聞こえ穿真が振り返ると機体の後ろには血塗れのBeast態が横たわっていた。

「ん?」

 そしてデータを入力し終えた我雲が短機関銃の銃口をそのBeast態に向けていた。

「敵が前から来るとは限らんだろ、後ろにも気を配れ」

「おお、そうだな」

 羅威も前方ばかり気にしていたから回路を破壊された。

 ERRORは群れを成して殺しにかかる、それを憶えておかないとなければらない。

「しかし、穿真のおかげで大分数が減ったな」

「後は残りのERRORを片付けに行くかぁ!」

「俺は行けんがな」

 羅威の乗っている我雲の両足が折れ、胴体がその場に崩れ落ちる。

「っと、まずは羅威を中央まで送るか」

「すまない……」

 ハッチの無い操縦席から羅威が降りてくる。

 穿真は我雲の手の平を差し伸べ、その上に羅威が移動する。

 その場に羅威は座り込んでしまう、全身の力が抜けたような疲労感が一気に押し寄せてきていた。

風霧かざきり しん

BN組織の幹部であり、主格。

冷静沈着であり、洞察力も鋭く他人に感情を見せない男。

機体の扱いや実戦経験が豊富であり、機体の扱いは手馴れている。


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