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初秋の海辺

 秋の海を見に行くことになろうとは、思っていなかったのだ。それは九月にいきなり現実化した。シルバーウィークなる五連休を利用して、一泊二日で近場の温泉街へと。


 さほど綺麗では無い海だが、まだ海水は暖かい。子供は水着に着替えて平気で泳ぐ。元気なものだ。「急に深くなるから危ないよ」と声をかけるが、ちょっと冷や冷やする。陽射しはそれなりにきつく、まだ夏の名残が砂浜に残る。


 夜の浜辺をホテルの部屋から見下ろした。波打ち際、緩い穏やかな波頭は白い。街の灯が夜に映え、それは非日常の空間だった。


 私は死ぬ時、この旅の記憶を持ち合わせているのだろうか。ささやかな贅沢は思い出の化石となり、私のどこかに沈殿するのか。それは今は分からない。将来、写真でも見て振り返るのだろう。


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