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時間の流れと再会と

 数年ぶりに友人にあった。都内のホテル、土曜日の午後。基本酒を飲めない面々なので、このような集まりとなった。


 出会った時を遡る。ああ、十年も前だねと口にする。性格の根幹は変わらなくても、髪には白髪が混じりもするよ。少し体型も変わったね。私達は変わらないようで変わっているんだ。変わるようで変わっていないんだ。


 もう皆、それぞれ家庭がある身だ。一人は七ヶ月の女の子を連れてきていた。ふにゃふにゃの柔らかい体を抱っこしてみた。それは確かに新しい命の感触で。まだむにっとした手で、その子は私の頬を触ってきた。


 自然と優しい気持ちになった。


 ああ、そうか。子供に触れるというのは、こういうことか。理屈を越えて暖かい気持ちになって、少し優しくなれるという――きっとその分、昨日の自分と違うことになるんだろうな。


 次に会うのは何年後だろう。その時はまた違う私達になっているはず。


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