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世界は続いていく
昔、消費税が将来的にもっと上がるというのを聞いて「日本の未来は暗いな」と私は思ったものだった。増税と社会保障費の負担増加、出生率低下に伴う若年層の減少と私が知りうる少ないデータでも何となく将来は暗いだろうなあ、と考えて悲観的になっていた。
今、実際に四月になってから消費税は8%になった。物の値段はそれに伴い必然上がった。私が子供の時には100円で売っていた缶ジュースは130円になっている。実に三割増加である。
しかし、だからといってそれは生活が突然死になるわけではない。確かに物価は上がったのだがそれまでと同じように私達は呼吸を行い思考を継続し、生きている。行き続けている。
何が起きるのかを考えるのは大切だと思う。だけど悲観的になりすぎて暗くなりすぎるのは意味がない。それよりも手持ちのカードが何か、今何が出来るのかを考える方がよほど意味があるのだろう。少なくとも絶望するよりは遥かに有意義だ。




