遊園地へ
富士山の麓にある絶叫系マシンが売りの遊園地へ行ってきた。息子が某機関車アニメが好きなのに何故そんな遊園地へか。理由は簡単、その機関車アニメのテーマランドが一角にあるからだ。
東京から特急で二時間弱、列車はまさに遊園地の目の前へと滑り込む。若い人達は絶叫系へとひた走り、私達のような家族連れは機関車アニメのテーマランドへと綺麗に分かれてそれぞれの目的地へ。
私が子供の時は今ほどキャラクターを前面に押し出した遊園地は無かった。それを思えば今の子はその点では恵まれているのかもしれない。そんな風に子供用の優しいアトラクション--ゆっくり走る機関車やとてもスピード緩やかなコースター--に一緒に乗る。
次はあれがいい、それに乗ったら次はあれと注文してくる子供の顔は遠慮無用、言語自在、表情多彩の四文字熟語のオンパレード。疲れという物を知らないらしい、疲れたのは立ちっぱなし歩きっぱなし、たまに抱っこの両親の方。
それでも帰りの電車ではさすがに疲れた小さな存在はことんと眠りに落ちてくれた。ホッとした私も気がつけば意識を電車の揺れに委ね、去り行く富士山を後にした。妙にペットボトルから飲む炭酸飲料がおいしかったことだけは覚えている。




