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あの夏の行方は

熱がこもるような朝が今日も来る。


うんざりしながら見る目覚まし時計は午前四時半だ。またか、また暑さで目覚める季節か。


12時過ぎに寝て正味四時間半の睡眠時間で足りるわけもなく。

クーラーをかけてせめてもの抵抗と貪る惰眠が微かな希望だ。


そして訪れる本当の目覚めは腹立たしいまでの朝日を伴い、無理矢理に私をベッドから叩き出す。


だるいな、と寝ぼけた顔に水を叩きつける自分。

早く秋になれと叶わぬ願い。



******



子供の頃に大好きだった入道雲は今はただうらめしい。


夏はどこへ消えたんだい?

どこにも消えてはいない。消えたのは僕の若さだ、感性だ。


あの青の向こうに果てたのさ。

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