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消化できないまま

自分の周りに発生するもののどれだけを人は消化できないままに廃棄処分してしまうのだろう?


フリージングしたままの食べ物、いつか着ようと思っていた服、とっておいた元恋人関係のアイテム、心の奥にしまっておいた思い出とかetc


噛み砕こうとしたって、握り締めようとしたってそれらは自分の物にできないまま、時間の経過と共に劣化してしまって持っていてもどうしようもなくなってからようやく気づいてゴミ箱に突っ込むか、あるいは排水溝へと流してしまうんだ。


「ああ、無駄なものだったな」「ほんとはいらなかったんだ」とその時になってみないと分からないなんて僕は馬鹿だな、と自嘲しながらほんとに捨てなきゃいけない物を後生大事に抱えている僕は救いがたいね。


けれどそれがそんなに簡単に出来るなら。

いつだって合理的に行動できるようなお利口さんなら。

もっと幸せだったかもしれないし、もっと楽だったかもしれないけれど。


そんなに賢く出来ていないから人間なんじゃない?と言い訳がましく今日もまた一つ消化できないままの物を掴みとって捨てようと試みるんだ。

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