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朦朧

ねえ、いつから夜はこんなに暑くなったの。

ねえ、いつから夜はこんなに安らぎとはかけ離れたの。

いくら寝ようと思っても昼の熱がこもった闇は容易には僕を眠らせてくれない。

いくら目をつぶっても安穏たる眠りを取り戻すことは出来ない。


子供の頃はこんなことなかったな、と思ったって全然役に立たないさ。

あの時は寝起きの涼しさにぼーっとしていたらそろそろと這い上がってきた冷気に体を冷やして風邪を引いたりもしていたのにね。


CO2という無味乾燥の3文字がこんなに生活に影響するなんて思わなかったよ。

当たり前みたいに超える35度、霞む視界、遠のく秋の前髪。

浴びるように水を飲みたいと言う僕を誰が責められるだろう。


太陽までの距離が近くなったわけでもないのに地上の僕らは翼の溶けたイカロスみたいに地に伏しそうだ。そんな妄想、そんな朦朧。

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