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― お兄ちゃんになった日 ―

作者: 北乃 月渚

 ママの大きなお腹の中には赤ちゃんがいるんだって。

 ボクは赤ちゃんと一緒に遊べることを楽しみに待っていたんだ。


 いよいよ赤ちゃん誕生の日がやってきた……

 弟が産まれた瞬間

「お兄ちゃん誕生おめでとう♪」

 ママは満面な笑顔でボクに言った。


 4歳になるボクでさえ驚いたんだ。


 普通は生まれてきた赤ちゃんに

「生まれてきて、ありがとう」となるはずが

 なぜかボクに向けて祝われたのだから……


 でも不思議と小さいながら、ボクの中に

 お兄ちゃんという責任感!?

 そんな気持ちが芽生えたのも確かだった。


 だから僕は忘れないよ

 弟が産まれた日のことを……

 

 ボクにとっても

『新しいボク』の誕生日なのだから……


 キミが家族の仲間入りして

 すごく嬉しかったんだ!

 

 この世で、たった二人の兄弟

 今は喧嘩も多いけれど

 これからも、よろしくな!


 キミが産まれてきてくれたから

 ボクは、お兄ちゃんになれたんだ

 ありがとう……

 

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