呪いの剣
我は血を求む……。
血を……。
もっとよこせ。
血をよこせ!
「はーい、【あおば】ちゃーん。今日もボク達にお小遣いくださいなー」
不良と思われる。【主人】がイジメられてたと言ってたな。【佐倉大輝】、体格はデカいが、エモノを持ってない。主人の勝ちだ。そして、血の補給が可能。くくく。
「佐倉くん、逃げて……」
「あ?」
「はぁ?」
不良どもは混乱しているのか? あぁ、そうか、【見えないんだな】。
グサッ!
「う!」
佐倉とやらに刺さった! いいぞ血だ! 派手に引き裂け主人よ!
「あ、おば……」
「おい! リーダーが倒れたぞ!」「なんか刺さってね?」「うわー! 逃げろー!」漸く阿呆どもにも【見える程血
を浴びた】、これで主人を自由に支配するだけ血の結合ができた。
よし! キャバクラ行こーおっと! るんるん!