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      9 魔導剣士部隊の創設

 魔導剣士隊が出来た。マリエールのアンドロイド達だ。

        9  魔導剣士部隊の創設



 マリエール商会が開店した頃、国王の隣接を願い皇太子の近衛部隊100名君の魔導剣士部隊が整列した。部隊の周りには国軍の一部が出席している。皇太子、国王、部隊代表の挨拶、集団での剣舞、

国軍との模擬試合、魔法の披露、最後に皇太子が決意表明をする。進行役はアンドロイドだ。黒いスーツ着ている。進行のアンドロイドが式を始める。

「只今より皇太子近衛魔導剣士部隊の発足の式を始めます。まず皇太子より発足の宣言を頂きます。」

皇太子、国王、代表の挨拶があった。

「次に、魔導部隊全員による剣舞行ないます。」

一斉に空に飛び上がり。全員が女性の姿になり持つ剣もレイピアになる。全員が踊るように劇しく戦う。お互いの剣が刺さり合う場面がある。お互い構わず戦い続ける。着ている服は豪奢だけど動き易すそうでも戦いに向いているようにも見えない。劇しい攻防の中一人が剣受け光を放った。周りも剣がぶつかり合う度に光を放った。様々な色に輝く。虹のようだ。最後に劇しく光が輝き、全員がもとの姿もとの隊列に並んだ。国軍から喝采が上がった。皇太子も国王も満足そうだ。

「次は国軍と魔導剣士の戦いです。今回は剣のみの戦いです。それぞれの代表出場して下さい。」

2人の選手が出場して来た。国軍からは厳つい男性だ。魔導剣士側は華奢な少女だ。2人は木刀を持っている。

「試合開始」

少女は速攻で小手を狙う。男性は容易くかわし逆に面を狙ってきた。少女はかわして面を打ってきた。辛うじてかわして胴を放った。初めて剣が交わった。こうして攻防が続く。10分が経った。アナウンスが言う。

「試合終了、両者引き分け。」

両者は二手に別れ礼をした。岩が5個並べられた。

「続けて魔法披露です。開始して下さい。」

一人目の少女が出てきた。一番左手の岩に貫通魔法らしい魔法を放った。その後姿を消し、岩のところに現れ岩を両断した。2,3、4

番目の少女が終わり最後に5番目の少女が出てきた。その少女はその場所で構えた。一瞬で終わった。岩は粉々に飛び散った。爆裂魔法だ。少女達は自分が飛び散らせた岩の破片を回収している。アナウンスがされた。

「只今から皇太子による決意表明です。静粛にお聞き下さい。では皇太子、お願いします。」

 皇太子は壇上に立つと皆を見回した。

「魔導剣士の皆さんお疲れ様でした。国軍の皆さん。新しい仲間の力はいかがでしたか。私はこの力を東の国に支配されている地域で使いたいと思っています。東の辺境伯は殺害され、兵士は散り散りになり領民は塗炭の苦しみだと聞きます。領城は占領され。幾つかの拠点に兵士を分散させ、王都を狙っています。10万人の兵士が越境しているようです。魔導剣士は転移が出来ます。小人数で行って敵勢力を消耗させます。そして此処ぞという場面であなたの出番です。共に戦いましょう。」

兵士達には虚しく聞こえる。想像を絶する魔法を見せられ共に戦いましょうなどと言われても自分に何が出来るのかまるで判らない。

あんな少女達がいるなら自分達は必要ないのではないか。

 国軍の広場で国王も招いてお披露目をした。想像を絶する強さに唖然とする。

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