序章:夢
はじめましてm(__)m
この度、投稿させていただきます狐丸と申します。
なにぶん今回が初投稿でして、
表現の仕方等おかしいところが多々あると思います。
そういうところは随時、コメント等で『ここはこういう言い回しの方が良い』とでも教えて戴ければその後に生かしていきますので、気兼ねなくコメントして戴ければ幸いですm(__)m
俺は少し前からおかしな夢を見るようになった。
その夢は、ふと気がつくと舟の上にいる夢…
…それは大きくも小さくもなく、人が5、6人乗れるほどの舟…
…その上にポツンと一人…
…舟はぼんやりとした霧の中をゆっくりと進んでゆく…
…いったいどこへ向かっているのか、いつ到着するのかも分からない…
…ただただゆっくりと進んでゆく…
…そのうち、舟から少し離れた両側に、岸が見えてくる…
…そこでようやく俺は、舟が川を下っているのだと知る…
…しかし、舟にはオールも何もないため岸によせることも出来ない…
…ぼんやり、霞の向こうの岸に咲く花を見つめる…
…ふと俺を呼ぶ声が聞こえた気がして、花から顔を上げる。
しかし、3~4メートル先の岸でも霞んで見えるのに、そう遠くまで見えるはずもない。
再び、しかし今度ははっきりと声が聞こえ、霧の向こうへ目を凝らす。
その直後、
サッと霧が晴れ、目の前に光が溢れる。
あまりの眩しさに思わず、目を閉じた。
そして、瞼を閉じる瞬間に見えた2つの人影………
あれは……
父さんと母さん!?