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真夏に咲いたフリージア  作者: 斎藤 芳樹
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風になびかれる人形

初投稿です。ぜひ読んでください。また文法や誤字語句の使い間違いなどあればぜひ感想にかいてほしいです。何卒よろしくおねがいします!

「何をしているんですか?」

「-----------」

答えは沈黙だった。教卓の上に置物のようにたたずむ少女は無感情でこちらを眺めていた。

「誰かを待っているの?」

「----------」

やはり答えは沈黙だった。一切の雑音もせず、クーラーだけが「せかせか」と音を立てていた。

近くには誰もいないのだろうか?いや強制下校の時間まだであった。それに先程校庭で野球部が練習をしていた。だが雑音は一切しなかった。

 その後静寂はしばらく続いた。自分はもともとコミュニケーションをとるのが苦手であるうえに、その少女の奇妙さに若干の恐怖を感じ、再度話しかける根気は僕には残っていなかった。

 しかしこの状況は意外にも早く幕が閉じた。

 「ガラガラ」と備え付けの悪いドアをあけ、陽気に手を振りながら入室してきた。

その人物こそ自分が会おうとした人であり、「欣誠治学園」の保健教師である佐藤雅美その人であった。

「先生、、、校庭でけがをして保健室に来たらこの子がいて、、何かご存じありませんか?」

 突然の出来事に不自然な敬語をつかってしまった気がした。

「おいおい、どうしたんだ急に敬語なんか使って、熱でもあるのか?それじゃあ、さっさと消毒しよう!はいっ、そこ座って ハヤク ハヤク」

やはりこの人とは相性が悪い気がする。体が弱いことからこの先生には何かとお世話になっている。

 そうして「てくてく」と椅子に腰かけた。

 そして慣れた手つきで消毒を済ませ、「ぺたっ」と伴倉庫をはった。

「さぁ、さっさと帰りな!もう消毒は済んだよ、良い子はもう帰る時間だ。」

 作業を済ませた後、何か焦ったように貼り手を自分の背中に打ちこんだ

「痛い痛い やめてくださいよ、それにあの子はだれなんですか?」

 明らかにいつもと様子の違う彼女を問いただした。

「うぅぅーん、さすがに厳しいか!なるべく周りの人には、ばれたくなっかたんだけどね。

 しょうがない!話そおうじゃないか」

どうやら予想は的中したようだ。あらためて少女を見たが、数分前と変わらず机の上で座っていた。


書き始めると意外に案が浮かんだりしましたが、当然自分で考えたものに自分で突っ込みをいれたくなるほどおかしい案もあり、やはり違うシリーズの本をかいていらっしゃる方たちはすごいなと改めて認識できました。これからもちょくちょく更新するので是非よんでください。

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