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虹色日和  作者: はまやん
赤也
5/6

5

事務所を出て右に数分歩いた所にある喫煙所。

プレートで囲まれた2畳程のスペースには2つの灰皿が設置されている。

入り口側の灰皿には赤也一人がいる。

入り口を背に、右手にタバコを持ち、左手でスマホを持っている。

イライラをぶつけるように忙しなく左手でスマホをいじっている。


「珍しいな、お前が吸うの。」

「…まあな」

「それだけ佐々木は疲れたのか。」


深く煙を吐き出す。


「まあ佐々木は今頃宍戸がこってり絞ってるだろうよ。」

「佐々木はどっちでも良いよ。」


ニ本目に火をつけながら吐き捨てるように言い放った。

社長という立場からすれば責任感の無い言い草だが、赤也個人としては佐々木がどうしようと関係ないのだ。


「正直疲れた。残るも良し去るも良し。ただ残るならFDに対して理解してもらう必要がある。」

「佐々木はまだ若いから難しいかもな。」

「優秀ではあるんだがな。」


そう言いながらまたスマホをいじり始める。江藤が赤也の持っているスマホを除き込むと家族写真が表示されていた。


「それこの前のGWの?」

「ああ、旅行の時の写真だ。」

「ほんと好きだねぇ。彼氏彼女連れて来たら泣いちゃうんじゃないか?」

「目に入れても痛くないからな。夜にでも泣くだろうな。」

「マジか!」

「ただでさえ運動会や学芸会で泣きそうになるからな、恋人なんて連れて来たら我慢出来ないだろうな。」

「子供出来たらそうなるのかぁ。20歳差の弟妹じゃあ自分の子供と変わらないわな。」

「だな。」

表現力乏し過ぎて泣きたくなる今日この頃です。

何とか毎週更新だけは続けていきたいです!


次回の投稿は8月21日08時を予定しています。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

評価してもらえると幸いです。

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