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虹色日和  作者: はまやん
赤也
3/6

3

朝起きて窓を開けたら空気が澄んでいて雲一つ無い良い天気だった。

化粧のノリも良くて、今日は良い事が起こりそうだとうきうきしながら出社した。


勤め先は小さな建築事務所。社員は10人にも満たない。

立ち上げ時は3人しか居なかったそうで、これでも大分増えたそうだ。

そんな小さな会社だが、建築課、広報課、営業課の3つに大きく分かれており、私は広報課に配属している。


夕方5時頃、6時の定時に向け仕事を調整している時に問題は起こった。

昨年から営業課に入社した期待の新人兼問題児の佐々木君、彼がまたやらかしたのだ。

事の始まりは佐々木君の営業報告だった。


「社長、相模商事のアポイントですが、今週の土曜日に決まりました。」


良くやったと褒めてくれと言わんばかりの笑顔で爆弾を放ったのだ。


「…は?」


しかし期待と反して社長の笑顔は凍っている。


「13時から相模商事の会議室で行うので…」

「佐々木君、私のスケジュールは事前に確認したかい?」

「あ、はい。もちろん確認しました。」


ドヤ顔で答える佐々木には社長の背後にあるブリザードが見えていないようだ。

佐々木が何か言う度に激しくなっていくブリザードが事務所内の人間には見えているのに。

社長が恐くて誰も物音を立てないようにしているのに、佐々木は一向に気付く気配が無い。

自分の語彙力の低さに泣きそうです。

そして赤也と幸の絡みはまだまだ先になりそうです。


次回の投稿は8月7日08時を予定しています。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

評価してもらえると幸いです。

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