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第380話【魔王城の戦利品】

俺は早朝のテントの前で、先日ゲットしてきたばかりの戦利品を並べて眺めていた。


今回は本当に大漁であった。


さて、遅くなりましたが新スキルと戦利品の報告です。


今回覚えた新スキルは二つでした。


一つ目は~。


【パッシブ・ベアーナックルファイター。熊手系武器の戦闘技術が向上】


はい、予想通りのスキルを習得しましたよ。


これを覚えるためにわざわざ熊手で戦ったんだもんね。


まあ、一種のコレクションだよね。


別に要らないスキルなんだけどさ。


続きまして二つ目の新スキルは~。


【トラップ解除スキル。簡単なトラップを解除できるようになる】


はーーい、やっと来ましたよ!


でも、簡単なってついてるな。


こりゃあマスタリーとか覚えないとアカンタイプだぞ。


あれ、ロックピッキングは?


まあ、いいさ。


冒険はこれからもまだまだ続くんだ。


いずれ覚えて行くだろうさね。


さてさて続いては、今回拾ったマジックアイテムとスクロールの数々です。


今回は最多の個数をゲットできました。


その数は……。


えー、っと……。


兎に角、いっぱいだぜ!!


面倒臭いので一気に紹介しますね。


【ロングソード+1。攻撃力向上】


【ロングソード+1。攻撃速度向上】


【ロングソード+1。命中率向上】


【ショートソード+1。攻撃力向上】


【ショートソード+1。ゴブリン特効向上】


【ショートスピア+1。オーク特効効果】


【アックス+1。敏捷度向上】


【メイス+1。筋力向上】


【モーニングスター+1。命中率向上】


【ウォーハンマー+1。攻撃力向上】


【タガー+1。投擲時の攻撃力向上】


【ダガー+1。毒効果】


【ハチェット+1。投擲時の命中率向上】


【ブラックフルプレート+3。装備者のみ、この防具の重量軽減効果。防御率の向上。強度向上】


【チェインメイル+1。強度向上】


【ゴブリンレザーアーマー+1。ゴブリンが装備すると強度大向上】


【メタルヘルム+2。耐火向上。耐冷向上】


【カイトシールド+2。防御率の向上。耐電向上】


【バックラー+1。防御率の向上】


【シャドーサンダル+1。足音を消す】


【幸運の指輪+1。運が小向上】


【不運の指輪+1。運が大低下】


【耐火の御守り+1。耐火向上】


【耐冷の御守り+1。耐冷向上】


【魔法の耳飾り+1。体術向上】


【魔法の望遠鏡+2。普通の望遠鏡より遠くが見える。ズームができる】


【魔法のバンダナ+1。楽器演奏向上】


【色鮮やかな服+2。モンスターのターゲットを集める。人間の注目を集める】


【勇敢な褌+1。勇気が沸いてくる】


【ダイナマイトルビー+1。衝撃を与えると爆発して砕け散る】


続きましては魔法のスクロールですわん。


今回は四枚かな。


【魔法マジックアロー。攻撃力は小。無属性。射程距離15メートルの飛翔体魔法。回数は本人レベルが3おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】


【魔法ファイアーシャード。攻撃力は小。火属性。射程距離10メートルの飛翔体魔法。回数は本人レベルが3おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】


【魔法ウィンドーアロー。攻撃力は小。風属性。射程距離15メートルの飛翔体魔法。回数は本人レベルが4おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】


【魔法カウンターマジック。魔法の抵抗力を向上させる。距離10メートル。回数は本人レベルが6おきに、一回ずつ撃てる。発動条件は魔法名を口に出す】


新しい魔法を二つ覚えたぞ、ラッキー。


ざっとこんなもんですわ~。


まあ、ほとんどの武具は売りですかね~。


てか、小物は今度纏めて売ってくるかな。


あっ、そうだ。


レザーアーマーを魔法使いギルドに修理依頼しに行くときに要らないものを纏めて売ってくるかな。


最近貯まってるもんな、要らないマジックアイテムがさ~。


でも、纏めて売ると安く叩かれるかな?


んんー……。


ワイズマンのところに半分流すか……。


そのほうが儲かりそうだな。


よし、エルフどもが出社して来る前に仕舞うかな。


よっ、よっ、よっと!


そんなこんなしていると斧を背負ったエルフたちがやって来た。


「ちゅーーす、アスランさん、オハでーす!」


凶介の野郎、朝からチャラいな。


なんかムカツクぞ。


「おっす……」


俺は冷たくあしらった。


だが、凶介のヤツはそれを悟らない。


俺を気にせずにエルフたちに指示を飛ばす。


「よーーし、社員諸君、準備運動が済んだら直ぐに工事開始だ。今日は50メートル進むぞ!!」


「「「「「へいっ!」」」」


凶介の掛け声にマッチョなエルフたちが声を揃える。


てか、あいつら土建屋かよ……。


「あれ、凶介?」


「なんですか、アニキ?」


「ミケランジェロは来ないのか?」


「あー、あのサイクロプスは昼から来ますよ。あいつだけ派遣なんでフレックスタイムなんですよね」


派遣?


フレックスタイム?


そんなの有るんかい……。


「まあ、兎に角だ。頑張ってくれ、エルフ諸君……」


「「「「「へいっ!」」」」」


うわー……。


なんて男らしいエルフたちなんだ。


まあ、いいか。


とりあえず俺はソドムタウンに帰ろっと。


俺は俺で、向こうでやることがたくさん有るんだからな~。


冒険以外は面倒臭いな~。


でも、やらんと覚えないしさ。


さて、気合い入れてやるかー。


大工を雇って、石材職人を雇って……。


まずは簡単な詰所的な家を作って、石橋を修復しないとならんからな。


そうしないと城の修復作業にすら入れないもんな~。



【つづく】

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― 新着の感想 ―
[一言] そっちのマミーか、養子になったら城の財宝正式にもらえるのでは?
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