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第264話【レッドリザードマンからの戦利品】

俺はターナーの村にある宿屋イソップ亭の一室を借りて寛いでいた。


今は部屋の中でレッドリザードマンたちからゲットしたマジックアイテムを床に並べながら過ごしていた。


時間はもう夜である。


あの戦いでゲットしたマジックアイテムは、ロングソードが二本、ウォーハンマー、バトルアックス、レザーアーマー、タイタスが使っていたポールウェポンに、カンタタから貰った家宝の指輪。


合計で七つだった。


それとレベルアップもしているのでスキルの確認だね。


よーし、じゃあまずはスキルチェックからいたしましょうかね~。


「ステータス、かもーん!」


おお、今回は三つかよ。


いい感じだね~。


どれどれ~。


【パッシブ・ツーハンドマスタリー。二刀流の武器戦闘技術が向上】


おお、ツーハンドマンからランクアップしてツーハンドマスタリーになりましたね、ラッキー。


今回の俺は二刀流バトルが格好良かったもんね~。


そりゃあ上がるよね~。


では、次は~。


【スライディングアタック。スライディングからの攻撃で相手を転倒させる確率が向上する】


おお、このスキルは回数制限の有るスキルじゃあないんだな。


兎に角スライディングからの攻撃で相手を転ばす確率が上がるのね。


どちらにしても使えるってことだわ。


では、最後は~。


【殺気感知スキル。敵意を超えた殺気を感知する】


わお、これいいね。


なんとなくじゃあ無くって、完璧に分かるんだ。


これはこれでかなりいいぞ。


今回はナイスなスキルばかりだったな。


このままの勢いでアイテム鑑定も行ってみようか~。


じゃあまずはロングソード二本からかな。


【ロングソード+1。攻撃力向上】


【ロングソード+1。攻撃力向上】


要らね……。


二本とも被っている上に持っているロングソード+2より弱いな。


こりゃあ売りだね~。


じゃあ、ウォーハンマーの鑑定だ。


【ウォーハンマー+1。攻撃力向上】


あー、もー、こんなもんだよね。


それじゃあ、バトルアックスは……。


【バトルアックス+1。攻撃力向上】


う、うん、まあ、そうだよね……。


だってレッドリザードマンのザコ兵が持ってた武器だもん。


こんなもんだよね……。


これでも上等なほうだよね。


次はレザーアーマーかぁ~。


これも期待できないよね。


何せザコ兵からのルート品だもんな……。


さてさてっと……。


【レザーアーマー+3。強度向上。強度向上。防御率の向上】


はい、きたーーーーー!!


来たよ!


きたよ!


北よ!!


誤字るほど来たよ!!


ほい、今度からこれを装備しますわ!!


レギュラーな装備品ですわん!!


いや~、一気にテンションが上がりましたがな。


もう、あとはゴミでも許すよ、許しちゃうよ。


でも、念のために期待を込めて鑑定するけどさ。


じゃあ次はタイタスが使っていたポールウェポンだ。


残馬刀さん、いいの出ろ。


【ポールウェポン+2。装備者のみ、この長武器の重量軽減効果。攻撃力向上】


おお、安定の良い武器だわ。


これなら使うぞ。


あと、ポールウェポンって槍なのかな?


槍ならスキルは【パッシブ・ランサー】なんだけれど、やっぱり【パッシブ・ポールウェポン】とか出て来るのかな?


まあ、これは使ってみないと分からんかな。


次から残馬刀を積極的に使って行くぞ。


よーし、ラストだぜ。


最後はカンタタから貰った家宝の指輪だ。


これはリザードマン族の家宝だったんだろ。


ならば素晴らしい能力が付いていればいいんだけれど……。


な~んか、貧乏臭いんだよな、この指輪……。


いや、ネガティブは禁止だ。


よし、テンションを上げながら鑑定するぞ!!


そりゃーーーあ!!


【ランゲージリング+2。下等種族の言語が話せるようになる。下等種族の文章が読めるようになる】


家宝キターーー!!


言語系アイテム来ましたよ。


でも下等種族ってのが気になるな。


たぶんゴブリンやコボルトは間違いなく下等種族だよね。


もしかして人間も下等種族なのかな?


まあ、文章まで読めるようになるのは価値が有るよね。


これでカンタタは人間語を覚えたのかな?


どちらにしろナイスなアイテムだぜ。


これで今後の冒険が楽しくなるわん。


さて、今晩はこの辺にして寝ようかな。


明日はソドムタウンに戻って要らないマジックアイテムを売り捌こう。


あと、スカル姉さんにヒルダたちメイドを預けて……。


それと……。


もう、眠い……。


ムニュムニュムニュ……。



【つづく】

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