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終わりは突然に
はじめまして。コウと申します。
無茶苦茶で大変読みにくい文章ですが初投稿なので…許してください…(初投稿に媚びるな)
よろしくお願いします!
俺はもう、限界だった。
身体も心も、ボロボロだった。
俺はブラック企業で働いている。
当たり前のように超長時間労働、休暇なんて言葉はないスケジュール、自己中心すぎる上司、安い給料、ひたすらパソコンと格闘する日々。
転職なんて言葉が出てくるほど、俺に余裕はなかった。母は入院中、父は海外へ出張中、一人暮らしだ。
「救い」なんてものはなく、ただ無感情に時が流れ続け、日が沈み、終電で帰る日課。
今日もそんな一日を終え、疲れきっている俺は電車が来るまでの時を駅のホームでぼんやりと過ごしていた。
疲れすぎて、視界がぼやけていたのかもしれない。そのことに気が付かないくらいには、疲れていた。
――――――俺はホームから転落していた。
迫り来る電車。
遅い時間帯なので、誰も気が付いていなかった。
俺の人生は、ここで終わった。