キャサリン、サラ、春麗の自己紹介
光と由紀、そして華奈も拍手と大歓声を浴びた表彰も終わった。
三人が、ステージ上手に戻ると、次には転入生の紹介になる。
校長は、再びステージの中央に進み、話しはじめた。
「それでは、ここで、学生諸君に、今学期からの三人の転入生を紹介します」
校長は、ステージ下手に目配せ、そして言葉を続けた。
「アメリカからキャサリン君、ギリシャからサラ君、中国から春麗君です」
「それでは、三人、ステージ中央にお願いします」
校長の言葉を受けて、ステージ下方から、キャサリン、サラ、春麗がステージ中央に立った。
途端に、ホール全体がザワザワする。
「マジ・・・全員・・・すごい・・・超美少女が三人?」
「ほんと、全員、モデルさんみたい・・・キラキラしているし」
「それに外国人子女?なんかドキドキしてきた」
どうやら、学生たちは、キャサリン、サラ、春麗三人の登場とともに、その超美少女さと、スタイル、外国人に気圧されている様子。
校長は言葉を続けた。
「それでは、三人より簡単な自己紹介を行ってください」
「三人とも、日本語については、しっかりしているので、心配することはありません」
「まず、キャサリン君から」
校長がキャサリンを促したので、キャサリンがステージ中央に立った。
キャサリンは、深くお辞儀をして、自己紹介を始めた。
「皆様、始めてお目にかかります」
「本日より、この学園で、皆様と一緒に勉強をさせていただくキャサリンと申します」
「国籍としてはアメリカとなりますが、日本語については、アメリカにて、ある程度習ってきましたけれど、少々不安もあります」
「それと、まだ日本の習慣にも馴染んでいないこともあるので、皆様のご指導をよろしくお願いいたします」
ほぼ、完璧な自己紹介、日本語が不慣れと自分自身では言うけれど、全然、そんな雰囲気はない。
そして、その光り輝き、リンとした美少女キャサリンは笑顔で自己紹介を終え、大きな拍手に包まれている。
校長は次に、サラに声をかけた。
「サラ君、お願いします」
サラも深いお辞儀をしてから、自己紹介を始めた。
「私も、本日より、この学園で、皆様と一緒に勉強をさせていただくサラと申します」
「国籍としてはギリシャ、私もキャサリンと同じ、日本語や日本の習慣をこれから覚えていきたいと願っております」
「皆様のご指導をよろしくお願いいたします」
サラも、聞いている限り、日本語は、ほぼ完璧。
そして何より、その大輪の薔薇が微笑むかのような笑顔としっとりとした目線、発達した胸とお尻、キュッと締まったウェストが、男子学生の目を引きつけ、女子学生からは「羨望と嫉妬」を集めている。
サラが大きな拍手に包まれた後、校長は最後に春麗に声をかけた。
「それでは、春麗君、お願いします」
すると春麗は、一瞬、クスッと笑顔。
そして、誰も考えていない動きを見せた。
全員から「あっ!」「え!」という声があがった。
春麗はステージ上でいきなり跳躍、そして空中で二回回転し、そのままステージ中央に着地したのである。
そして、そのまま自己紹介を始めた。
「はーい!私が春麗です!これからよろしくね!」
「国籍は見たとおり中国だよ!日本は大好き!ぜ~んぶ大好き!」
何しろ、超美少女、超軽快、超明るい、春麗の自己紹介は、大喝采となってしまった。
そして、その春麗の大喝采を見たキャサリン、サラはムッとした顔になっている。




