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IN SOUL OF  作者: 花と種
2/6

〜第二話〜スピリットワールド

-スピリットワールド-

3人は、ウルル姫、龍に従うがままに何処かを目指して歩いていた。

地には、砂のような青い粒が砂漠のように広がっていた。

天には、無限に広がる空があった。

太陽などはないが、月がずっと出ている。

とても殺風景さっぷうけいな土地であった,風が吹くたびに凍えるような寒さの冷気がきた。


ピュゥー


太陽

「うぅう!!寒い」

「もう少しだ、我慢しろっ!」

太陽

「さっきっから もう少しだ、我慢しろっ ばっかじゃねぇかよ!?」

邪丸

「ちょっとぐらい静かにしろよ太陽。それと、龍さっきまで腰にそんな物なかったが、それなんだ?」


腰には、自分の身長なみにある細長い刀を提げていた。


「ん?これか?」


龍は、腰に提げた刀を見せてくれた。


我流氷龍剣がりゅうひょうりゅうけん・・・この世界に来ると、自分の霊気が凝縮され物として自分の身に付く、

ほらっお前等気づかなかったか?]

邪丸

「え!?」

太陽

「なっななななんじゃこりゃぁ!!」

邪丸

「なっなんだそれ太陽!?」

太陽

「こっこれは、太刀?」

「思ったとうりだ、でかいな、霊気を凝縮しき切れずかなりのでかさになる。」


太陽の背中にさしてあったのは、太陽より1.5倍ほどの大きな太刀であった、


太陽

「でけぇ、だけど、重さが感じられない、」

「あたりまえだ、霊気を凝縮させただけなんだから。それはお前の一部同然だ。」

花梨

「と言う事は、太陽の一部って言うことか。」

邪丸

「なぁ、俺は?俺の霊気を凝縮させた物は?」

「ソウルコンデンションだ・・・お前のコンデンション見当たらんな。」

花梨

「私のは、腰にあった。何だろうこれ?」


花梨が手にとってみせてくれたのは、細い針が入った筒のような物だった。


太陽

「針?」

「千本針、治療、攻撃に優れていると聞く。治療は、ほらっ針治療とかあるだろ?

ツボをついて瞬時に傷を癒す。そして、攻撃には、敏捷性がある。だが、

防御がないのが致命的だな・・・」

花梨

「防御・・・」

邪丸

「なぁ・・・俺は?」

ウルル姫

「さぁ着いたぞ、狩る者の村・・・ハンタービレッジだ!!」

太陽

「そのままじゃん!!」

邪丸

「てかっ!!俺のソウルコンデンションの話は!?」

「黙って二人とも歩け!!」


ドコッ ボコッ


太陽と邪丸

「んぎゃぁ!?」

花梨

「ははっ」

太陽と邪丸

「笑ってんじゃねぇ!」

「黙れっ!」

ドコッ

太陽と邪丸

「チ―――――――ン」



-ハンタービレッジ-

ウルル姫

「ここには、全ての狩る者が集まる。猟師、漁師等がな・・・」


ジロジロ


太陽

「なんかめちゃくちゃ視線感じるんだけど」

「そりゃそうだそんな服じゃな、ここの世界の服をまず買うか。」

太陽

「おぅ!!」

邪丸

「俺は遠慮しとく、この村を歩きたい。」

「わかった。この村は簡単なつくりになっている、

北が魚市場、東が港、南が民家、西が酒場その奥に迷いの森がある。

いいか、迷いの森だけは行くなよ?一生出られなくなる。」

邪丸

「わっわかった。」

「服はウルル姫のセンスで、俺は行くところがある。」

ウルル姫

「酒場か・・・」

「はい。では後ほど。」


そう言い残し、龍は去って行った。


邪丸

「んじゃぁ俺も、また後でな。」

太陽

「あぁじゃぁな」

花梨

「ばいばーい。」

ウルル姫

「別れの言葉なんていいわい、この店だ。」


そう言って姫は店に入っていった。


看板には、「マッチとヨッチの陽気な洋服店」と長々しく書いてあった。

見た目はボロいが、色あせていないところを見るとかなり派手な店だった。


太陽

「こっここ??」

そう言いながら二人も入っていった。

第2話を読んでいただきありがとうございます。

これからさらに太陽達と一緒に冒険しましょう。

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