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聖魔の勇者と二つのゲーム  作者: 低血圧魔王
第一章 森の奥の屋敷
6/10

1の4 客人

やぁ諸君、僕だよ、緋烙だよ!

あの狐面事件(?)から早くも1年が経ち、相変わらず狐面は取れないけど、僕も5歳になった。

普通の子供なら幼稚園に行ってる年齢だ。

僕は行けないし行かないけど。

それは兎も角、この1年で屋敷はとても過ごしやすくなった。ナイトメアも、過ごしやすいからと屋敷に居着いている。たまに悪夢を見せようとしてくるのがウザいけど、勿論僕は魔法抵抗(レジスト)している。

ああそうだ。屋敷の魔改造中に気付いたんだが、僕のステータスは前世のに今世のが上乗せされている状態だ。正直いってめっちゃ楽。強くてニューゲームってこういう事なんだな。


「ねぇヒラク、なんでボクの夢を見てくれないの?」

「君は悪夢を見せて引き込む系の悪魔でしょう。

何処の誰が自分から罠にかかりに行くんですか」

「え~、一回だけ、一回だけでいいから~!」

「いや、その一回でアウトなんですよ」


そんな風にナイトメアの相手をしていると塀の周り2メートルくらいの広さに張った結界に反応があった。


「ナイトメア、どうやら客人が来たようです」

「え、お客さん?どうして?1年前ヒラクがエグいくらいの幻惑魔術を森にかけてなかったっけ?」

「さぁ、僕にも分かりません。あと魔術じゃなくて魔法です」



兎も角、初めての客人を(もてな)さないと。

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