日常の終わり
初めて書く小説なので、おかしな箇所があるかもしれませが、見ていってくれると嬉しいです。
いつからだろう、俺が人と接さなくなったのは。
鈴木 北斎
現在高校3年生である俺は今でも友人がいないどころか、同じクラスの人達とさえ話していなかった。
「鈴木君! 」
名前を呼ばれ、後ろを振り返って見るとそこには
見知らぬ女子が俺の名前を呼んでいた……
わけではなく、後ろにいた男子を呼んでいた。
どうやら後ろの男子も鈴木君だったらしい…
______………
「はぁ〜」
俺はため息を吐いてその場から立ち去ることにした。
後ろであの人誰みたいな会話が聞こえる中、足早で昇降口へと向かう。
別に気にしてない。
俺は家に帰るとすぐさま自分の部屋に向かい、布団をかぶって、録画してあったアニメを見て疲れを取ることにした。
□□□□□
「北斎君こっち来て」
「北斎君は私のだよ!」
「何言ってるの?北斎君は私のでしょ?」
あー、これが俺が求めていた学園生活だ。
「北斎君こっち♡」
急に腕が引っ張られる。力はだんだん強くなり、
「痛い痛い痛い!!」
咄嗟に俺は目が覚めた。
玲菜が俺の腕を引っ張ってそのままリビングに連れて行こうとしていたらしい。
ちなみに玲菜は俺の妹である。
「おい、腕外れたらどうすんだ?」
「片手で生活すれば?」
そんな冷たい言葉が返ってきた。
目が完全に覚め、リビングに向かおうと階段を降りて行く。
リビングに着き、玲菜と夕食を食べていると、突然家のチャイムが鳴った。
玄関へ向かうと、俺は扉を開けた。
「はい、どちら様でしょうか?」
「こんばんは、私ヘルと申します。あなたの生活つまらなくありませんか?」
黒いハット帽に白い手袋、黒い執事服を着た男性がそんな奇妙なことを言ってきた。。
ーENDー
作品を読んで頂きありがとうございます。
機会があれば続編を書こうと思います。