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勇気のスコアを君に。  作者: 寒天
1/1

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この作品に興味を持って下さり、ありがとうございます。

この作品が初めての投稿です。

読みづらいやら、誤字脱字やら、構成が下手など...色々あるかと思いますが自分のペースで書き、皆さんのご意見を参考に成長していきたいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。


初投稿です。お手柔らかにお願いします。


Thanks20th


《登場人物》

三島 音花 (ミシマ オトカ) 高校2年生

吹奏楽部 トランペット

明るく、意志が強く、しっかり者。


月野 煌太 (ツキノ コウタ) 高校2年生

元吹奏楽部・トランペット

音楽がすき、物静かで 友達は中学時代からの草薙(クサナギ)だけ。

中学校の頃のトラウマから吹奏楽部に入ることを辞めた。


追記予定...


┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈





僕は、音楽が好きだった。



愛情を込めて奏でられる楽器たちの音のすべてが


大好きだった。




そういえばトランペットの音色も、もう2年ほど聞いていない。


というより、聞こえていないふりをしていたのだと思う。


━━━━━━━━━━━━━━


⒈ はじまり


━━━━━━━━━━━━━━



春。この学校に入学して2回目の春だ。


今日はいつもより早く目が覚めて、いつもより早く家を出た。


家の前を流れる川には、桜並木と青空が反射している。


いつも前を歩いている2人組の男子生徒や、眠たそうな顔をしながら自転車を漕ぐ同じクラスの子も、今日はいない。


校門は開いているけれど、いつも通っている生徒用玄関がまだ開いていない。


「どうしよう。早く来すぎたかな。」


他に生徒が使える入口は無いだろうか。

キョロキョロしながら、普段は通らない部活動生が使う玄関の方へ向かった。


桜が綺麗に咲いている今日は、1年生が入学式を終え、初めての全校集会が開かれる日だ。


後輩を勧誘するための手作りの張り紙や、看板が散らかった状態で置かれたままになっていた。


足の踏み場もないような玄関だったが、鍵が空いていたのでそこから入ることにした。


ドアノブに手をかけた瞬間、


暖かい春風と共に聞き馴染みのあるメロディーが耳に運ばれてきた。


その音の鳴る方へ顔を向けると、屋上に1人の女子生徒が見覚えのある楽器を吹いていた。


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