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詩*日常から*

loose

作者: a i o

間違いないよねって

思った時点で間違いだらけなのさ

時計の針は止まったまま

陽は高く昇って

今から沈んでいくところ


確証がほしくて

食らいついたところで

味はしないのさ

ランチ ブランチ

曖昧な時間にとる食事を

名付けなくたって

それは血肉になる


見違えるような明日はなくても

見間違えるような今日はあるのさ

息を吹きかけたら飛んで行く

あの綿毛の種子のような戦略もなく

漂っているまどろみも

根付いてしまった怠惰


賢いひとは黙って軽蔑している

そんな視線を受けとめてる

仕方ないしょうがない

そんなことを言って

己を慰めたりもしない

「らしさ」になんて頓着しない

自虐は自虐

それ以上でも以下でもない

ゆとりはない だけど

だらしがない


陽は沈んでいって

今から月が昇るところ













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