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犯人、それで・・・?

「ただいまー」


学校から女の子二人組みが帰ってきたようだ。

ドサリ。

二人は、かなりボコられている黒服のオジサンを床に叩きつけた。え?なんで?・・・というか誰?


「雛菊ちゃ~ん?水蓮~?何コレ?!てか、誰コレ!?」


「感謝するっちゃ萩斗!犯人捕まえたー!」


「え!?マジなの」


「マジ、マジ、大マジ。コイツが女の子追っかけまわしちょったとこを、アタシと水蓮で捕まえちょったんよ~」


ニコニコした顔で話す雛菊を余所目に、床に叩きつけられた犯人らしき男を見た。

反省の色はナシ。

そして既に雛菊と水蓮にもう手を出そうとうずうずしているっぽかった。

まぁ・・・情けない、こんな感じにはなりたくないもんだ・・・と思いつつも、コイツが犯人だと言い張る少女がここに居るんだから、一応は事情聴取とやらをしておこうと思う。残念ながらカツ丼は無い。


「あの・・・ストーカーおよび脅迫状の犯人さんですよ・・・ね?この馬鹿達がそう思ってアナタを連れてきたって言うんですけど・・・」


「誰が馬鹿っ・・・」と言いかけた二人を遮るように犯人はきょとんとして


「え?確かにストーカーは俺だけど・・・脅迫状なんて知らないぜ俺ぁ・・・」


と言った。


その直後にオジサンは二人の少女にボコボコにされて水蓮と雛菊がやるはずだった皿洗いをさせられていた。



どうしよう・・・今日の九時までに子供用意できるかな?

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