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1 モテたかったら清潔感が大事?


 こんにちは~。

 これまたSNSをぼーっと見ていて色々考えたことを吐き出す感じのエッセイです。わたし自身が書きながら考えてるところもあるんで、もしお時間あったらおつき合いいただければ嬉しいです~。

 ああそれと。

 なんやその方がしゃべりやすいんで、関西弁で失礼しますね~。


 ええとですね。

 まあよく居はりますやん? モテない(特に)男子に向かってこういうことを言う人が。


「モテたかったら清潔感は大事にしいや」。


 ほんで、まあ大抵は女子(おなご)にあんまりモテた経験のない男子を中心にブーイングが起こりますわな。


「そんなもん、清潔にしてるだけでモテたら誰も苦労せえへんわ!」って。


 そらそうや。

 基本的に日本人は、諸外国とくらべてもかなり清潔さへの意識は高い系。普通は泥水をそのまま飲み水にしたりでけへんし、地べたに座って生活はしてへんし、食材も食器もきちんと洗ってから食事に使ってる。

 洗濯も掃除もしょっちゅうやってるし、風呂も大好き。


 そんな中でですよ?

 普通に生活してる人で「あまりにも清潔にしてへん人」って、実際そんなにはおらへんのんとちゃう? もちろんホームレスの方とかは例外ですけども。

 当然、人にもよるし、年齢にもよるとは思うんですけどもね。


 あ、年齢で思い出した。

 未熟なお子さんは特に、これができてない子は多いですよね。

 息子さんを育てているお母さんたちが「ほんま男の子って、ときどき信じられんことする」って教えてくださったりSNSに投稿してはったりするんを見てると、確かに小学生~中学生ぐらいの男子って、そんなに清潔であることに重きを置かずに生きてるように見えますね。

 まあこれも子どもによるっちゃよるんですけどもね。潔癖すぎるぐらい潔癖な子もいてはるんで。


 聞いてると、「ランドセルからいつのものかわからん黒ずんだパンが出てくる」とか「押し入れに脱いだものをめちゃくちゃに突っ込んでいて、開けたら大変なことになる」とか、「壁に自分の鼻クソぬりつけてコレクションしてる」とか……まあ色々ぞっとするような武勇伝がおありの様子。


 そういう()()のことは置いといても、ついつい「おかんがやってくれるやろ」ってなもんで、自分の身の回りを清潔に保つことはだいぶサボってる子が多い印象。

 歯をみがかへんとか、風呂にまじめに入らへんとか。くつ下を黒くならへんようにちゃんと洗っとくとか。自分が使ったコップは自分でとっとと洗って伏せておくとか。脱いだものをせめて洗濯かごなど決まった場所に入れておくとか。


 こういうこと言うと「お母さんが甘やかしてるから」「親が躾をしてないから」って苦言を呈する人もおるけど、お母さんがた、親御さんがたはかなり、相当、注意もしてれば叱ってもいはるんですよ。ふつうはね。

 ほんでも聞かへん。「おかん(あるいはほかの保護者など)がやってくれるやろ」って甘えた気分のまま成長しちゃってるからなんでしょうかねえ。

 女の子でも不潔をあまり厭わないタイプがたまにありますが、圧倒的に男子に多いなとは思っております。わたしにも弟がふたりおりましたしね。仕事柄、中学生男子と女子のありかたを見比べていても日々感じることでもあります。


 運動部の部室なんかでも性差は顕著な気がします。

 まあ女子の部室が臭くないかっちゅうとそうでもないんやけども、やっぱり男子だけで使ってる部屋の臭さっちゅうたら尋常やないもんね。


 まあそれはええですわ。

 男女とも、大人になるまでには自分のことはきちんと自分で「清潔な状態に」保てるようになっておけば。別にそれで文句ないし。


 あれっ、なんや脱線してもた。

 ま、とにかくですな。

 ごく基礎的な意味での「清潔さ」を、まずは保ちましょうってこと。これはべつに彼女できるできへん以前に、ほかの人と共同の社会生活をおこなっていく上でも必須でしょう。

 少なくとも、女子(あるいは男子)とお付き合いをしたいな~と思う頃には、身の回りのことはひと通り、自分で清潔に保てるようになっておく。これは第一条件としてあるとは思います。彼氏ないし彼女が、ちょっとでも欲しいと思ってるんやったらね。


 さてさて。

 ほんでもやね。

 「だからって清潔にしてたらモテるようになるか」っちゅうたら、それはちょ~っと考えが甘いよね?

 ちょっとでも現実を知ってる人やったら、みなさんそう思うと思うんですが。

 そらそうやわな。


 これまただれぞか(恐らく男性)がSNSで言うてたんですけど、「(男が)清潔感をクリアしたところで、どうせクライアント(女性)からは後から後から注文をつけられることになるだけだ」と。

 それはそうやろと思うんですわ。


 つまり「清潔感を保つ」「清潔である」っていうのは、「それをやれば必ずモテる」ことの条件ではなくて、あくまでも「恋愛対象として見てもらえるスタートラインに立った」というレベルに過ぎない。

 人間を商品に譬えるのはいけないかもしれませんが、敢えて言うならば、やっとコンビニやスーパーの売り場に並べてもらえるレベルになった、ということに過ぎない。そもそも清潔感のないものは、そのまえの出荷の段階でハネられてる。

 そこでやっと「人に選んでもらうための最低条件がそろった」状態なだけで、そこから本当に選んでもらうためにはプラスアルファがまだまだ必要。

 悲しいけど、これ、現実なのよね(byスレッガー・ロウ)。


 んだから、「清潔にしとけば彼氏(ないし彼女)できるなんてウソや!」というのはほんと。

 ただ、だからって「そんなこと言っても、どうせ女は結局イケメンしか見てない!」とか「どうせ年収だろ」「身長だろ」って短絡的に考えてスネちゃうのもまた違うかなとは思ってます。

 なんでか。


 長くなっちゃったんで、今回はここまで~。

 短編にするつもりでしたが連載にしますね。

 ではでは!


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― 新着の感想 ―
[一言] いくら清潔にしてもブサイクだったら簡単に不潔のレッテル貼られて終わりだったりしません? なんとか雰囲気イケメンぐらいに持っていかないと清潔にしても意味ないんじゃないかなと思います。
[良い点] 確かに男って 「仕事が出来れば良いじゃん」 ってところはありますし、 ある程度まではそれで許されますね そして女の子は小学校に上がる前から お母さんに鍛えられてますね [一言] "清潔と…
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