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200字小説・300字小説

夢を見た。

作者: 柿原 凛

夢は、その人を忘れないように、脳内の物置から神経が繋げてくれるもの。

完全に忘れようとした時に、もう一度浮上させてくれるもの。


その日見た夢は、学生時代に無理やり好きになろうとした、“彼女候補”の夢だった。


グループの中で俺だけ彼女がいなかった。

だから早く彼女を作らないと、孤立してしまうと思った。


だから「好きです」って告白するために、好きになろうとした。


夢を見ていた。

それを思い出させてくれる、夢を見た。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 粗筋を見てから拝読しました。このたった200字の中に、色んな意味の夢があるのですね(*´ー`*) 現実の状況としては1、当時の俺の心境は2、3、4、目覚めて5かなぁと。夢って奥が深いなぁと…
[良い点]  今方方、昔なつかしい人の夢を見たばかりだったので、「なるほど……」と、読了後にその夢を思い出しました。  彼女にしたかった人ではありませんが、とてもなつかしい方でした。  その夢はまさに…
[良い点] 「好きです」と告白する為に好きになるーー。 あああ、中高生の頃の自分のようです。 青かったなあ。 夢、て、不思議なメカニズムですよね。
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