獲得ポイント(日間)を、ジャンル別に集計してみた件。~どのジャンルが読まれるのか読まれないのかそんな話~
2020年11月9日。文芸【純文学】ジャンルに投稿している三作品全てに評価ポイントを頂きました。実に二週間ぶりの評価ポイントです。ありがとうございます。
全て2ポイントだったのですが、結果として、三作品全てがジャンル別の日間ランキングに載りました。
まあ、それ自体はとても良いことなのですが……。
「え、2ポイントでランキング載っちゃうの? しかも全作品?」
純文学はとかく少額ポイントでもランクインするよね、という事実は私も心得ていたのですが、純文学もしかして過疎過ぎ!? と軽く衝撃を覚えてしまいました。
そこで、本日10日現在の一位~百位までの獲得ポイント数を調査し全部集計してみました。
結果はこちら。
ジャンル:純文学=662
わからん苦笑。
多くないのはわかるけど、他ジャンルと比べてどうなのかこれだけでは判断できません。
そこで、全ジャンル調べてみました。
そして、集計開始二秒で驚愕しました。桁が違いすぎる! ほんとにこれ、同じ小説投稿サイトの数字なの!? 私の作品と〇が一個も三個も違うんですけど笑。
(以下、集計結果)
異世界恋愛=73678
現実世界恋愛=16690
ハイファンタジー=64989
ローファンタジー=16820
純文学=662
ヒューマンドラマ=4785
歴史=3598
推理=716
ホラー=754
アクション=1746
コメディー=4520
VRゲーム=7008
宇宙=1594
空想科学=912
パニック=524
童話=654
詩=766
エッセイ=2716
その他=702
総計=203833
※100位までランキングが埋まっていないジャンルそこそこありました。もうね、とかくポイントが入ってない。
ん……。やっぱり純文学弱い? あと、案外ヒューマンドラマ強いけど……ランキング上位は軒並み異世界モノだったんだよなあ……。
ともあれこれだけでは全体像が見えないので、ついでに比率計算してみました。
(数字は、%です)
異世界恋愛=36.1
現実世界恋愛=8.2
ハイファンタジー=31.9
ローファンタジー=8.3
純文学=0.3
ヒューマンドラマ=2.3
歴史=1.8
推理=0.4
ホラー=0.4
アクション=0.9
コメディー=2.2
VRゲーム=3.4
宇宙=0.8
空想科学=0.4
パニック=0.3
童話=0.3
詩=0.4
エッセイ=1.3
その他=0.3
なるほど。0.3%……。仮に、一日の閲覧者がサイト全体で10万人だとして、そのうちの0.3%となると300人ですね。これを純文学の全作品で奪い合う……。
もっともこれは、ポイントを単純に割り算しただけですので、過疎ジャンルの読者だけが〝極端〟にポイントを入れてくれないだけ、という可能性もなきにしもあらずですが、まあ、統計学上無いでしょうね笑。これがそのまま、読者の分布と見て間違いないと思います。
こうしてみると、PVが伸び悩むのも必然なのかなあ、と。
私はなろうの他に、ノベルアッププラスとアルファポリスにも同じ作品を展開しているのですが、何処のサイトもPVはほぼ横一線。初動に関しては、むしろノベプラが強いです。なので、「なろうはどのジャンルでも一番読まれる」という意見を聞くたび首を傾げていましたが、こうして数字にしてみると一目瞭然、というか、納得しました。
※とは言え、サイト毎の読み手の人数を考えたら、やはりPVが横一線になるのはちょっと不自然です。でもそうなるって事は、ノベプラやアルファポリスの方が、文芸作品を求めている読者比率がなろうより高いという証左なのかもしれません。特定の読者層が流出している? それとも、文芸の読者がなろうで元々少ないだけ? そこまでは、流石にわかりませんが。
なにかしら、参考になりましたら。