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プニプニ
これはなんだろう
モチモチ
いいなぁ、、、
ぐわしぐわしと思わずそれ(・・)を揉みしだくと
ビクッと震え、近くに生えている木の裏に隠れてしまった。
I I
I I・)
が、
こちらが気になるようで半分顔を出しこちらを見ている。
「ちーー、、ととと、」
(近くに生えていた猫じゃらしで誘き寄せてみる)
I I
I I
お気に召さなかったようだ
何かなかったかとアイテムボックスを探すが
これといってピンとくるものがなく、
あたりを見回してみる。
「ちーー、、ととと、」
(どんぐりで誘き寄せてみる)
I I
I I (・・)
ここでようやくスライムだと気がついた。
魔獣であるスライムだと気がついていたなら
あんな危険なことはしなかっただろう、、
「いきなり乱暴なことしてごめんね。
もうしないからこっちに来てほしいな。」
言葉が通じるとは思わなかったが、
それでもあの感触を知ってしまったので
なんとか仲良くなれないものかと
どんぐりを手のひらにどんどん集めてみる。
(・・) ...
こちらの様子を見ながらスライムが近づいて来たので
地面にどんぐりを置いて見る
(・・).
どんぐりの上にスライムが乗ると
薄水色の体から透けて見えるどんぐりがジュワッと
泡のように溶けてなくなった。
どうやら食べたようだ。
「よかったら、もう一度触らしてくれないかな?
今度は優しく撫でるだけだから、、駄目かな?」
威圧感を感じさせないように
ゆっくりと手を差し出してみる
すると
つ(・・)
近寄って来てくれ、ポヨポヨプニプニプルプル
素敵な触り心地がたまらなかった
「僕と友達になってくれないかな?、、駄目かな?」
今日だけの出会いで終わりたくない
と思った時にはそう呟いていた
すると
『スライムをテイムしますか?▼はい▼YES』
どうやら彼?もまんざらでもないらしい
『▼はい』
を押すとスライムがキランと光り飛びついてきた
(名前をつけてやらないとな)
「なにがいいかな?、、あお、、青、蒼 、、、
そうだな、安直ではあるかもだけど君の名前は
『蒼』、、でどうかな?」
つ(・・))))))
自分の頭程の大きさのスライムが腕の中で
プルプルプルルンと弾み
それを僕は良しと感じた。
「蒼、これからよろしくね。」
僕に家族が出来た。
文章が拙いですがよろしくお願いします。