表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
14/18

恋愛無関心女子

 前回はあべこべ世界でも男女比の狂った世界、つまりは女性が獣化した世界をピックアップしました。

 今回は傲慢男子やヒェッ男子ではない、男女比が狂っていないごく普通(?)のあべこべ世界での話。



 そういった乙男(オトメン)系のあべこべ世界は、男女の貞操感が反転した「だけ」の世界。

 ならばたどる道は現実世界をそのまま流用できると思われます。


 まず、恋愛に興味の無い層が増えます。ゲーマー系女子は普通に市民権を獲得し、勢力を拡大します。

 そんな中でも、もちろん恋愛に興味のある(というかエロに興味の強い)女子は残るでしょう。いくら恋愛無関心女子が増えるとしても、それ以上にエロに興味のある人は絶対に残ります。


 どちらかと言うと、恋愛に対して消極的であった層がより強く恋愛に関心を示さなくなる程度でしょうか。

 肉食女子の数は変わらず、中立派とでも言うべき層が減り、全体で見れば恋愛に対し両極端な分裂をする構造が生まれると考えられます。


 なので、恋愛に興味があるけど奥手な層が減るぐらいの変化が妥当かと思います。

 もう学生じゃなくなった人間(おっさん)の想像ですけど、そこまで大きく間違っていないと思います。





 主人公の立ち位置はどうなるでしょうか。


 オタ系としてゲーマーな女子グループに合流するでしょうか?

 それとも残る肉食系を食べに行く?


 極端な勢力図、その対立してないけど混ざらない構造の中で、確固たる立ち位置を獲得した主人公はどう映るでしょうか?



 ゲーオタ女子に合流した場合、女子と仲良くなることに抵抗の無い男子はどう映るのか。

 オタ気質が合うというだけで、見向きもされない可能性が一つ。

 見栄えが良ければ女子にも臆さない狙い目の獲物に見える可能性があります。


 どちらかと言うと後者の展開が美味しいですね。

 貞操感が反転した事で女子グループと仲良くなって、そこで満足していた主人公がエロ色の強い女子にちょっかいをかけられる。定番と言ってはそれまでですが、だからこそ美味しいと思います。



 肉食女子を食べに行く展開の場合、別にゲーオタ女子に食指が動かないという話でもない。

 違った性質の女子を落としに行く、そんな話の展開です。

 男女比が狂ってないと、わりと最悪ですな。ただのナンパ男の話になる。ないね、これは。


 貞操感が狂っているのだからと、肉食女子と上手く(・・・)やっていこうとして、失敗してゲーオタ女子に拾われるパターン?

 いや、そのゲーオタ女子の琴線に触れるものが無いと駄目か。前世のキャラ次第?

 これだとあべこべにする意味が無くなるかな?

 いや、あべこべになった事で勇気を出す、それでいいか。



 シナリオ上で上手く恋愛無関心女子を使いこなせるかどうかが肝になる? 恋愛無関心派をいかに惚れさせるかって展開が面白い?

 無関心派とは言ってみたけど、エロから完全に興味を無くすわけではなく、優先順位を落としただけ。

 ならば優先順位を上げるほど主人公が無自覚エロスで誘惑すればいいだけか。





 男女比の狂っていないあべこべ世界って、男の側が恋愛に対し積極的に動かない世界っていうか、主人公の非常識な無防備さをネタにした話が基本軸になっていると思うのですよ。周囲を勘違いさせまくる小悪魔系主人公と言いますか。無防備な美少女キャラを主人公にしては出来ないアレコレに挑む展開に持っていくとか。

 なので、結論。


 恋愛無関心女子を恋する小娘にする展開って美味しいと思うよ。 

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ