表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
守護神 ハデスの恋  作者: 小石川弥生
32/42

作戦

ハデスは タナトスが 何故現れたのか 不思議に

思ったが 今は考えず 悪魔の植物を どう消すかだけに 集中する事に......

マナが

「悪魔の植物は どうしたら 消滅できるの?」

人間のマナには 予想がつかない......

それを 聞いた ハデスが

「悪魔の植物 だから......悪魔の力が 必要不可欠だけど......僕たちには 悪魔の力はない..」

ハデスが 頭を巡らせ 他の方法を 考えていると

タナトスが 口を開いた

「......そうでもなさそうですよ マナ様の 双子の姉 なお様は 悪魔の血が 流れています......

なお様の力を お借りして......しかし それには

なお様の記憶を 戻す必要が あります......少し心苦しいですね......」

三人の間に 沈黙がはしる......重い空気の中

マナが 口を開く

「悪魔の力 意外に 何か......方法はないのかな?」

「そうですね......純粋な心を持つ 人間の血と

神の血を 混ぜた血を 悪魔の植物に......」

と言いかけた タナトスが 何かに気づく そして

ハデスも......気づいた。

ハデスは それを言うべきか 迷う......心では

マナと自分の 血を混ぜれば 上手くいくと 分かっては いるが マナの 体調が どうしても 気になる......そんな空気を マナが変えた

「それなら 私の血をとれば なんとかならないかな......それが可能なら 私は喜んで 血を差し出すよ!」

「マナ......」

ハデスの顔は 心配で心配で たまらない 顔だった

「ハデス......私 思ったの 人は絶対に 死ぬ時がくる......遅いか早いかの 違いだけで......

でもね 私は 諦めるわけじゃないよ!最後の時まで 自分が納得できる 生き方を したいの!それに

幸せだと 思える最後を 迎えたい......今は この世界を 救いたい!私のできる 全てを 使って欲しい!」

ハデスは 胸の熱く なるのを抑え

「分かったよ......マナ 僕も この世界を 救いたい マナと共に 最後の最後まで 一緒に.....」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ