回避
光と共に 現れた 死神 タナトス
呪文を唱え ヘリコプターの 進路を回避 確保する......地面との衝突を避ける事ができた!
ハデスとマナは タナトスの出現に 安堵するが
「全く あなたたちは......バカですか......
何も 考えず 街の人を 危険にさらすとは.....
ひとまず 僕が シールドを 作りますから 下がってください‼」
そう言うと 呪文を唱えた。
「+$〜☆:&^・◯〜=☆」
薄い ベールのような 霧がかった シールドが
植物を包み込む
ハデスとマナ そして タナトス 三人が顔を 合わせるのは 久しぶりだった......この状況ながら 何故か 心が安堵する......しかし 現実は
ここからが難関......三人の脳裏には 人間たちの これからする 行動が 手に取るように 分かるからだ。
今は みな一旦は パニックになって この場を 離れてはいるが この後 植物の攻撃 排除要請が
始まると 大変な事に......最悪の事態を 念頭に考えて おかなければ ならない......しかし
この場を 回避できたのは タナトスの お陰
照れ臭そうに 小さな声で ハデスは お礼を言う
「......タナトス...助かった...ありがとう」
「フフフ......これからが 大変ですよ」
三人の顔に 緊張の色が はしる......




