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守護神 ハデスの恋  作者: 小石川弥生
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過去へ

時空を越えて 過去へ

マナと別れた 後に戻れるか......時空を越えるのは 瞬間移動より 難しい......ハデスは マナがくれた ペンダントを握りしめ 光のスピードで

時代を越えていく......何千年もの 時がたち 光のスピードでも マナのいる 時代にたどり着くのは それだけで 永い月日が流れる 心はマナの側にいるのに......会いたさだけが募る......


ハデスの体は 次第に 疲れはて スピードが緩んで しまった瞬間......

マナから もらった ペンダントが ある時代に 落ちてしまった......ハデスは ペンダントを 追いかけて その時代に 下り立つ......


ペンダントは 道路に 転がっていた......それを見つけた その時......車が通過......ペンダントは 無惨に 壊れてしまう......

すぐに ペンダントの 欠片を拾い集め 道路脇に移動......


恐る恐る ペンダントを 見ると 壊れた筒に 紙切れが 丸まってた......

ハデスは 紙切れを 取りだし 広げて見ると...

それは マナからの 手紙だった......


ハデスは 手紙を読むため 誰もこない 静かな山に移動......山に来て

ふと 思い出す......この山の てっぺんに 大きな木が あるはずだと......瞬間移動

てっぺんには 大きな木があった......ハデスは上を見上げた......何千年も前に ハデスが 作った ツリーハウスがある

マナと別れた 後の時代......

ゆっくり 木の幹を 手のひらで押す ドアのように 開いた......中にある 階段を あの頃を 思い出しながら ゆっくりと 登ってゆく そして 四角い穴から 頭を出すと あの頃のままの ツリーハウスに


あの頃 マナに見せた あの絶景も 変わらずそこに......ハデスの 目が潤む......この時を どんなに 待ち焦がれていたか......胸に熱き 思いが溢れ......涙が溢れ出す......

「マナ......」

心の声が漏れる......

ゆっくり 床に座り マナの手紙を読む


ハデスへ

やっと見つけたんだね......この手紙を......

後悔したくないから 言っておくね......

ハデス 大好きだよ!

ハデスと また 会いたい!

ハデスが いない毎日は 寂しい!

ずっと 一緒に いたい!

いろんな事 一緒に たくさん しようね!

きっと 会えるよ!

約束だよ!また 会おうね!

マナより


ありがとう......マナ きっと 会えるよ!

ハデスは 確信した 絶対 会えると......

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