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守護神 ハデスの恋  作者: 小石川弥生
15/42

思い

二人の別行動が 始まってから ハデスもマナも

何故か よそよそしく 会話も 減ってきて...

内心 お互いに 気になるものの ふれる事は なかった......

あれから 1ヶ月

今日は マナの学校も アルバイトも 休み

「マナ!今日は 僕にマナの 時間くれる?」

「いいよ!」

ハデスは 久しぶりに マナと一緒に 居られる事が 嬉しくて 分かりやすい リアクションを とる

それを見た マナも 顔が ほころぶ


「マナに 見せたい ものがある......目を閉じて

僕が いいって 言うまで 目を開けないで!」

マナは 静かに 目を閉じる......

ハデスは 優しく 抱き上げ 瞬間移動


そっと マナを おろす

「目を 開けてごらん」

マナが 目を開けると そこには......

大きな 大きな木が 立っていた......

「見上げて ごらん」

言われるままに 見上げると

「わぁー!」

木の てっぺんに ツリーハウスが......

「スゴい!ねぇ どうやって 上るの?」

ハデスは 満足げに

木の幹を 手で押す すると......ドアのように

開いた

「うわぁー スゴい!」

中に入ると 階段が 上の方まで 続いていた

「ハデス!のぼろう!」

マナは 嬉しそうに ハデスの 手を掴んだ

二人で どんどん 上がると 四角い穴が 見えてきた......その穴から 顔を出すと ツリーハウスの中に出る......その景色は マナが一度も 見たことのない 絶景でした......マナは ポロポロと

涙を流しながら

「ハデス スゴいよ......ありがとう......すごく嬉しい!ほんと ありがとう!」

ハデスは 照れくさそうに 笑って

「よかった......」

と、ボソッと呟いた......


マナは パンツのポケットから 何かを ゴソゴソしながら 出して ハデスに見せる

「これ あげる!」

マナが 照れくさそうに 差し出したのは 筒のついた ペンダントたった......

「ハデス......今まで たくさん ありがとう!

ハデスには 感謝しても しきれないくらい 私のために いっぱい してもらったよ......ハデスがいてくれたから 頑張れた......私が ハデスに できることは これくらいしか ないから 今まで

本当に ありがとう......」

そう言うと 優しく ハデスの首に 手を回し ペンダントを かけた......そして

「...さようなら......大好きだよ...ハデス」


その瞬間

光で目が眩む

ハデスとマナの 目の前に......現れたのは

天空神 ゼウス ハデスの弟だった......

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