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アリス

作者: 成瀬 認葉

嗚呼アリスよ、混沌とした暗闇で貴女は何を思うのか。


不思議の国にいたならば、世界は鮮やかだったろう。


嗚呼アリスよ、どうして苦しみもがくのだ。


不思議の国へ戻るなら、直ぐにも解放されるのに。


嗚呼アリスよ、どうして国を捨てたのか。


不思議の国が出来たのは、貴女が望んだからなのに。


嗚呼アリスよ、アリス、何故なのだ。


私に答えをくれないか。



不思議の国を捨てたのは、広い世界を夢見たから。


不思議の国に戻らぬのは、微かに希望が見えるから。


私はアリス。アリスは貴方。貴方の内に潜む者。


不思議の国は、貴方が捨てた。


弱き自分を変えるため。


貴方は仄暗い闇の中を、進んでゆかねばならぬのだ。


貴方はもがき苦しんで、それでも進むべきなのだ。


立ち止まろうと、挫けようと、貴方が進んだ先にある。


煌めく未来を得るために。輝く自分を得るために。



今日も私は歩むのだ。アリスと共に未来へと。









苦しくても、辛くても、投げ出さないで進みましょう。

未来に生きる貴方はきっと、輝く笑顔が似合うから。


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― 新着の感想 ―
[良い点] 作られた幸せを捨て、苦しみながらも、外の世界で希望を見つけようとする。 そんな心がよく伝わる詩でした。素敵ですね。
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