↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/36

第8話 「ごめんなさい。」

僕が駆けつけるとリメーレは3人の盗賊に囲まれていた。


「お頭っ!こいつ見てくだせぇ!髪飾りにネックレス!メイド服!

そしてなによりの美人!こいつぁ上物ですぜ!!!」


テンプレか。


「お頭ぁ!おりゃぁっもう我慢できそうにないぜぇ!早くやりてぇ…!」


テンプレか。


「わかった!てめぇら絶対顔に傷はつけんじゃねーぞ!嬢ちゃんわりぃがそういうこった。」


テンプレか。

もういい、飽きた。

魔法がどこまで効くかためそう。


「おい、そこまでだ!」


僕が出る。


「なんだぁこのガキ。」


一人の男が出てくる。

僕はそいつに向かってアイスボールを唱えた。


「アイスボール!」


「ぐぉっ!冷てぇ!いてぇぇ!!!」

「クソガキぃぃ!!てめぇえええ!!!!」


もう一人の下っ端が飛び掛ってくる。僕はそれを足に風魔法を纏い避けた。

避けた瞬間に驚く下っ端の顔が見える。

そして僕はクルッとターンしアイスボールをぶち込む。


「アイスボール!」

「ぐあぁ!!!」


下っ端の顔が苦痛で歪む。少し強すぎたかな?

まぁでも弱いよりはいいだろうと思い、リメーレを人質にしている、盗賊の頭と対峙する。


「おい!クソガキ!この女がどうなってもいいのかぁ!?!?!?!」

「いいよ。」


僕は無詠唱で魔法を唱えた。

ウィンドウボール!


すると、ウィンドウボールは敵の腹部に当たり、激しく吹っ飛んだ。


「かしらぁっ!?!?」

「あのガキ!詠唱してなかったぞ!?」


「リメーレ!」


リメーレにかけよる。するとリメーレは泣き始めた。


「うぅ、坊ちゃまぁ……。」


まぁ、そうだよね。リメーレの頭を撫でてやっていたら数分後落ち着いた。





「さて、どうしようか。」


僕は盗賊3人を縛ったあと悩んでいた。

盗賊3人はいま、ヴァインウィップスという魔法で縛っている。

憲兵に突き出すことは出来ない。

なぜかというと、僕の情報が漏れるかも知れないからだ。




この後15分近く考えたが、ヴァインウィップスで簀巻きにし、土に埋めた。





「ごめなさい、ユリオーネ坊ちゃま!!!」


私は土下座した。当たり前だ。坊ちゃまは命の恩人だからだ。

しかも、今までの数多くの非礼をしてたというのに危険に顧みず、私を助けてくれたのだから。

なんと優しい人なのだろう。たとえ許してもらえなくても、救われたこの命、坊ちゃま、いえ。


ユリオーネ様に尽くすと決めた。


「えっと、リメーレ、その。」

「そうですよね!急に言われても困りますよね!ですが、私がユリオーネ様にした非礼の数々への謝罪!助けて貰ったことに感謝ですので!!!」

「うーん、その、顔あげて?ね?綺麗な顔汚れちゃうよ?」


あぁ、ユリオーネ様、私のような醜い心を持つ女に対して綺麗などとは…なんて紳士なお方なのですか……。


「ユリオーネ様、私のこの助けて貰った命は全て!ユリオーネ様のために使わせていただきます!」

「え、うん…。」



ユリオーネ様を守ることは出来ないかも知れない、でも、心のよりどころになれるようにまずは信頼を作ろう!

そう思ったリメーレであった。

感想評価下さい!

※誤字脱字は活動報告のほうでお願い致します。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。