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HelloWorld -ハローワールド-  作者: 三鷹 キシュン
第二章 「水晶洞窟の冒険と奴隷少女」 Episode.Ⅲ 《奴隷市場での覚醒譚》
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【#058】 Shopping -黄金の薔薇-

スマホからの投稿です。

慣れていたつもりが、文字変換に毎度悩まされている次第です。

さて今回もですが、ほのぼの系のお話しになります。最後まで読んで戴ければ幸いです。


 団子屋【スマイ丸】。老舗の名店と言う訳でもない二号店の支店らしい。一号店の本店はヤマト大国に置かれ、団子のレパートリーは五十種類を越えるとのことだ。

 一番人気は、【スマイ印の謹製旨焼き団子】。ニッコリしたスマイルの焼き印が白い団子に押された団子でパリッとモチッとした食感が大人気の商品だ。

 ーーが、しかし残念なことに一番人気商品【スマイ印の謹製旨焼き団子】は予約注文制で現状三ヶ月待ちの状態だと言う。

 人気と言うのもあるが食材が特殊過ぎて日々の仕込みに間に合わないからだ。そこで二号店店長が考案したのが【スマイ印の謹製蒸し団子】。

 特殊な食材抜きで調理法を一から見直して、「焼き入れ」から「蒸し焼き」に変えたことでふっくらモチッとの食感が今やシェンリルで大人気だとか。


「ふわぁ、これ美味しいーーー」


 団子屋の団子商品と言えば大抵、串団子を想像されるだろう。

 勿論、【スマイ印の謹製旨焼き団子】や他の【草団子】【吉備団子】は串団子だが元奴隷少女が口にしている【スマイ印の謹製蒸し団子】は触れる手から感じて貰おうと串のない団子に変えれている。


 物凄い笑顔で団子を褒めるのはいいけど、さっきから気のせいでしょいか? 店長オヤジさんがどんどん領収書を増やしていくんだけど。

 そりゃあさ、金貨五百枚もあれば余裕だよ。でも流石に三十品目だよ。そろそろ…。


「あのさ、そろそろ他所に行かないか?」


 俺の言葉は多分届いている。

 それを無視スルーして食べ続ける。ーーが、元奴隷少女が俺にヒシッと抱き着く。もぐもぐと食べゴクリと呑み込んで二人の前に立ち塞がる。


「レインさんもカエデさんも、もう止めよ。

 こんなの間違ってるよ。仲間だったんでしょ。友達だったんでしょ。だったら…喧嘩はもう止めよ。ね?」


 レインとカエデは互いに見詰め合って、ハアーー。と深い溜め息をついて、


「そうやね。

 確かに何処かの誰かさんみたいに、二年間洞窟に引き込もって変に修行したりだとか、伝説クエストに挑んだりしなければ…ね?」


 グサッグサッと心に刺さるものを感じる。

 これはアレだ。

 きっと気のせいってヤツだ。問題ない。


「……うんうん。

 わたしもそれについては、同感だよ。魂の繋がりが切れて、みんながヒロキは死んだんだ。って言っても。認められなくて、受け入れられなくて、あんなに泣いたのに…」


 また泣きそうじゃねぇか。

 そんな顔されたら、何も言えねぇじゃねーかよ。


「……あぁあ。また、しんみりしっちゃって。

 じゃあ、お次はおじさん!【チェリー団子】ちょうだい。二人前で」


「あいよ!」


 手に付着した白い粉を一指ずつ舐めて、店長に次の団子を注文して席を立つ。

 毎度、いい返事を返す。注文を承って直ぐに仕入れ済みの桜色の団子を焼き始めた。仄かにサクランボの甘酸っぱい香りが鼻を潤す。


「あれ。カエデ、何処か行くの?

 折角注文したのに…ヒロキの太っ腹な財布は今だけだよ」


 えーーーー。レイン、そりゃあないだろ。

 可愛い顔して俺の冒険軍資金を徴収する気なのか。そうなのか?


 カエデは本当に立ち去るようで、元奴隷少女の白髪の頭を優しく撫でてイベントリに仕舞っていた弓を再び背中の武器スロットルに装備した。

 魔弓。と言っていたが、どういう物なのか判らず仕舞い。気になる背中をじろじろ見る俺にカエデは、エッチーな。と二人を敵に回して動きを止めて再びジト目になる。

 誤解だー。と言う前にカエデがニャハハハ。と猫語で苦笑して、


「もう、二人とも。

 どんだけヒロキが好きやねん。端から見たら嫉妬の火がずっと燃えてるだけやで。ニャハハハ……」


 そう言われてボッと燃えるように顔を真っ赤に染める二人は、何やらゴニョゴニョ呟いている。

 カエデは続けて苦笑した後、何処か吹っ切れたように清々しい顔付きで近寄ってくる。


「なぁ、ヒロキ。

 今度は女の子を一人にしないで、泣かせないで、ちゃんと一緒に生きて守ってあげなよ。ウチは一足早く、先にいくけど…ちゃーんと追いつきやぁ」


 さらに近寄ってくる。


「カエデ?」


 チュッと額に接吻するカエデは頬を桜色に変えて背を向ける。


「ウチ等、チーム『ガーディアン・レディ』はこれから次のランク昇格を目指して【バベルの塔】にいく予定なんよ。

 前衛は《双牙》のリグルと魔法剣士のボーゼス、後衛は《蒼生の巫女》のアイカと魔弓使いのウチや!」


 バベルの塔。と聞いて疑いの目でカエデを見るのはレインだった。その様子に小首を傾げる元奴隷少女。


「カエデ、どういうこと?

 バベルの塔に行くには、冒険者ランクEであることとランクDへの昇格条件モンスターの一体の討伐の筈です。倒したと言うのですか、天災級モンスターを……」


「ゴメンね、レインーー」


 カエデが展開したのは、緑色に発光した魔方陣と小瓶を割って出現したのは、見たことのないモンスター。と言うよりも妖精や精霊に似る小型の獣。

 小さな鳴き声をあげて、大きな風を巻き起こしてカエデの身体を宙に浮かせる。寂しそうな表情である言葉を口にした。


”また…ね”


 彼女の手を取ろうとするも、巻き上がる風は俺の願いも虚しく、届くこともなく、連れ去っていった。

 何が”また…ね”だ。ふっざけんなよ。

 何も…何も言えねぇじゃねーかよ。こんな気持ちだったのか? 二人も…。


 落ち着かない心を必死に抑える自分が、目の前にいる。反魂術式で一度主導権をカルマに変わって貰い、自分の中から抜け出た俺は実体のない亡霊となって俺自身を見ている。

 何をやっているのか。自分でもよく分からない。俺は結局、また逃げてる。

 辛いから? 違うだろ。レインは、こんな風に逃げれないんだぞ。だったら違うだろ。

 俺がいますべきことは、カエデが託したの二人を守ることだろ。

 逃げんなよ。

 逃げたら、また戻っちまう。


 再び反魂術式でカルマと交代した俺は、レインと元奴隷少女を優しく包んで耳元で囁く。


「レイン、俺と一緒に冒険しよ。

 もう離さない。もう逃げない。だから、今度は俺の支えになってほしい」


 なんか、ちょっと照れ臭いけどな。


「うん!」


 満面の笑みで返されると、ドキッとするな。……いやいや、なにをドキドキしてんだよ俺は。ーーと、そんなことよりだな。


「ーーそれから、まだ名前を着けてなかったな。俺と一緒に来てくれるか。クーア…」


 クーア。我ながらいいネーミングセンスだ。と言いたいところだが、言えねぇ。

 寝てる時の寝言が可愛かったからなんて、口が裂けても言えねぇよ。


「……はい。私は。クーアのご主人様はご主人様だけですから」


 そしてこの笑顔。止めてくれ、いやね嬉しいけど。バレたら…いや、レインに知れたら……考えるだけで寒気が。


「よし!

 じゃあ、気を取り直して買い物でも行くか。食事に金貨一枚の出費は、少々痛いがクーアの装備品を揃える方がずっと高いからな」


 団子三十二本で金貨一枚は、予想外だったが致し方ない。と言うのもだ。二年間の修行は人様に話して良いものじゃない。

 第一、人が一度死んで新しい命と身体を手にすることさえ不可能と言われている。とカルマは言った。もし冗談抜きで俺の言うことを真に受けるヤツが出てきたら実験体にされるのがオチってもんだ。

 そう思えば、俺の秘密が金貨一枚で済んだんだから安いものだ。


 さて問題はここからだ。

 クーアの種族は幻人[デウス]それも鬼人族と言う戦闘能力に特化した部族らしいが、俺は女の子として普通に生きてほしい。でも、それはきっと無理だ。


 俺が生きてきたダンジョン「黒結晶洞窟」や「魔窟」でもそうだった。モンスターは生きている。腹が空けば、魔素や食材モンスター肉を喰らってエネルギーを補給する。

 それはモンスターに限ったことじゃない。プレイヤーである人も、その対象に成り得る。

 俺の新しい器である身体を作るのに、莫大なエネルギー。その代用に黒結晶洞窟の魔素を食い尽くして使ったせいで、枯渇したダンジョンではゴブリンが飢餓状態に苦しみ、仲間を喰らって生きようとしていた。

 そうなったゴブリンは、もうただの雑魚ではなくなっていた。ゴブリンの血肉の味を覚えて同士討ちし、亜種となって肉体を強化していた。

 モンスターの進化を垣間見た俺が言うんだ。間違いない。これからの旅路でもっと凶悪なモンスターが出てくる。そうなったら、二人を守りきれる保証はない。

 自分の身だけでも守れるくらいの護身術の稽古と防御メインの装備を整えなくてはならない。ーーのだが、何故にこうなった。


 俺たちは団子屋【スマイ丸】で支払いを終えて、シェンリル大通りに来たまでは良かったのだがやっぱり女の子だ。入店するのは、装飾品を多く取り扱っているアクセサリーやジュエリーショップばかり。

 俺はと言うと、流石にお店の中が女性でいっぱいだと入りづらく外で待っている。

 今もこうして、まだかまだか。と待ちぼうけて店内を見ると二人が飾り物を試着して嬉しそうにしている。本当に姉妹みたいだ。


 暫くして二人が中々に上等な飾り物をしたまま、出てきた。レインは雪の結晶をモチーフにしたデザインの髪飾り。クーアは花魁が身に付けるような髪飾りをしていた。

 どうかな…。と言い寄ってくる。

 似合ってるよ。と言い返すと右腕をレインに。左腕をクーアに掴まれて歩き出す。何処へ行くのかと思えば、お店のレジカウンターだった。

 またかよーー! という表情で二人を見るとキラキラした眼差しで、ダメかな? と顔がそう言っている。


「うう…。分かったよ。

 お代はいくらでしょうか?」


 渋々承諾した俺を見て、にやり。とする二人は俺の背後で握手していることを俺はカルマを通して知っている。

 でもだ。これくらいで怒る俺ではない。器は大きく。と言ったハガネの意見を参考にしたがーーこれは。この支払い額はなんぞや?

 えええ、髪飾りってこんなにすんのかよ。


 ~~~~~

 雪姫の髪飾り:金貨1・銀貨4

 花魁加護の髪飾り:金貨2・銀貨7

 総累計:2点

 総支払金額:金貨4・銀貨1[41,000セル]

 ~~~~~


 めっちゃ高いんだけど…。

 二人を交互に見やると、顔を背ける。

 知ってたな!? その顔は知ってたな!

 全く知ってて高額商品を買わせるとは、詐欺師にでもなるつもりかよ。


 金貨五枚をレジカウンターに置くと、店員はお釣り銀貨九枚が帰って来た。当然だが、店員さんはジロジロと此方を見てくる。

 店員から見れば、何処ぞボンボンだ? と不思議に思っているのだろう。それも冒険者の格好をしただ。


 まあ、今回は大目に見よう。

 笑顔が見れたしな。


 アクセサリー店を出て、ふらりとシェンリル大通りを歩いているとヒシッ。とショーケースを見るクーア。何を見てるかと思えば、この付近では名店だと噂されている鍛冶屋【大黒天】だった。

 鍛冶屋【大黒天】の武具は、その多くが超重量系の防具と攻撃力特化した武器が売りらしい。出入りしているのは、ゴツい感じの大男からガッチリ筋肉マッチョのお姉さんばかりだ。

 食い入るように見る意味が分からないでいると、レインが苦笑する。


「ふふふ、わたしもこの街に来た当時はああやってたな。でも、まずは自分の戦闘スタイルにあった装備が一番なんだよね」


 昔を思い出すように苦笑して、クーアを見ている。俺は横でレインを見ている。ーーが、そこにショーケースを見ていた筈のクーアがポカッと殴ってくる。

 痛くはないんだけどね。何だろうね?


「うう……。ご主人様、また厭らしい目でレインさんを見てました。そういうのは、奴隷である私に向けてください。

 ご主人様にならば、私の肌を穢されても構いませんから。私だけを見てください」


 なああ!?

 公衆の面前で、なんちゅうことを言ってんだ。見ろ! 周りの冒険者が俺を見て殺気をぶつけてくるだろうが。


 ってな訳で、すたこらと逃げ仰せた俺たちは大通りから離れた喫茶店に入っていった。

 チリンチリーン。とドアベルを鳴らして入った俺たちを待っていたのは、甘い砂糖の香りとふんわりふっくらしたパンの涎がいまにも溢れそうになる香りが充満していた。

 お客さんは、俺たち以外誰も居ないようでレンガ造りの壁に面した座席に腰を下ろす。

 赤茶色の風格と味わい豊かなレンガが心を落ち着かせてくれる。いいな。と酔いしれている俺の気持ちも知らないで、二人は早速メニューを見ている。


 ハアーー。と溜め息を溢したのも束の間。店主だろうか? かなりの美女が奥から現れた。レインを見て、あら。と声をかける。


「……レインじゃない。まだ素材不足で魔法杖は出来てないわよ。うちのおじいちゃんが、もうじきしたらギルドから帰ってくるらしいから、もうちょっと待っててね。

 それで今日は、お茶をしに来ただけかしら? それとも彼氏の紹介…って訳でもなさそうだけどーー」


「彼氏…ち、違う。

 彼はわたしのパートナーで、今日来たのはこの子の装備一式を揃えて貰いたいの」


 否定されると、逆に悲しくなってくるな。

 でもパートナーか。うん、悪くない。

 でも、どういう訳だ。ここは喫茶店の筈だよな? 匂いもパン生地や砂糖の香りしか…いや違うな。仄かに香る金属。これはーー。


「くすっ。あなたのパートナーは鼻が利くのね。わたくしはシロナ。鍛冶屋【黄金の薔薇】の店主をしています」


 ほぇ? と傾げるのはクーアだった。



「いやあ、それにしても久し振りだねぇレインちゃんは。

 カエデの魔弓を作って以来かな?」


 なんだこの人?

 レインを抱きしめたり、胸を揉みし抱いたり、思春期の男子の前でなんちゅうことをやってんのさ!

 ゴッホン。一度咳払いして話題を変える。


「それでシロナさんは、どういった武具を作っているのですか?」


 ……? なんだろう。話題を変えちゃあ不味かったのか。その睨む目が怖いんだけど。

 ちょっと、いいかしら。と言って俺を席から立たせて全身を隈無く見たり、触ったり、叩いたりしてくる。

 暫くして何かに気付いた様子で、俺の顔を見るなり名前を尋ねてきた。


「え…っと、ヒロキですけど」


 何でそんな思い詰めた顔になった?


「そう……、あなたがヒロキね。

 レインちゃん。確認だけど、本当に彼のパートナーになるの?」


 レインは、堂々と首を振って肯定する。


「了承したわ。次にあなたと彼の関係を聞いておきましょうか」


 クーアは、席から立つと俺の腰を両腕で掴んで言う。


「私とご主人様は主従の契約を結んだ。そういう関係です。こんな私を救ってくれたのはご主人様だけです。だから忠義と愛を尽くさせて貰います!」


 その言葉を聞いた三人の中でシロナだけが苦笑した。


「…そうですか。

 では参りましょうか。料亭『仙人亭』へ」


 俺たちは知らなかったのだ。

 この計画は、俺がこの町に足を運んでから直ぐに国王が前々から画策していたひとつの道標だとは思いもよらず既に手中にあることも俺は知らなかった。

 それはレインも。クーアもだ。

 俺がまた巻き込んだんだ。

 もしも彼女たちに出逢わなければ、二人の少女を傷つけることもなかっただろ。

 いや、違うな。結局それは順序が違っただけなのかもしれない。それでも。

 俺はそれでも、俺の中の「業」と「鋼」。彼等が許してはくれないのだから。


 シロナが展開した紫色の魔方陣は、発動と同時に光が放たれる。光を越えた先には、さっきまでいた喫茶店とは違った別の店内に入っていた。

 和室。広く青い畳の上に並べられているのは、懐石料理ってヤツだろうか。かなり豪華な食材を贅沢に使っている。しかし、なんだろうか? このバリバリの違和感は…。

 用意されている座布団は、俺たち三人を除いても六人分あるのだ。他の来客は見当たらないが恐らく《炎帝》のゴウさんが来ると思っているようでクーアが怯えている。

 大丈夫だぞ。そう言って温かっなお茶をすすめる。

 うむ。流石は有名かどうかはさておき、このお茶は旨い。ほっくり。と来るものがあるな。日本人と言えば、やっぱりお茶だな。

 クーアも気に入ったようでオカワリしている。暫くはこう、ゆっくりするのもいいんじゃないだろうか。

 お茶と和菓子で寛いでいると、それぞれの座布団にどうやら転移術式が組み込まれていたようで紫の粒子が噴出して人影が現れた。


 左から一人目は《炎帝》のゴウ。相変わらず上半身裸で仁王像な体つきをしている。

 二人目は先程、喫茶店で出会った鍛冶屋【黄金の薔薇】で武具を作っているシロナさん。パン作りでエプロン姿だったが着物がよく似合っている。金髪と和装も中々なものである。

 三人目は美少女だ。着ているのがヤンキーぽいが、華奢な身体をしている。長い黒髪に睨み顔。色気が全く感じられないが、存在感だけはある。

 四人目は魔導師の格好をした女性だ。何故かレインを敵視する目で見ている。レインもまた視線を反らしている。何があたっかは聞くだけ野暮ってもんだ。

 五人目は空席。失敗したのだろうか。誰もいない。

 六人目は懐かしい顔触れだ。マイト=ゴルディー。今やこの国を背負っている国王であり、俺に「生きる」力をくれた人物。


 俺たち三人を含めた八人が一体何の目的で集められたのか分からず仕舞いで宴は始まった。

 いや、っていうかだな。本当に何の会合だ? 疑問に思うも既にマイトさんが次の酒を注文しているのだった。


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