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HelloWorld -ハローワールド-  作者: 三鷹 キシュン
第三章 「王国に眠る秘密と観測者」 Episode.Ⅰ-Ⅲ 《千年蟹と骸骨坊主》
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【#101】 Phase Down Part.Ⅰ -底辺の生き方《中篇》-


 パァン!と教会の広場に強烈な音が響き渡る。


 ガヤガヤと騒いでいた若い冒険者からこのクエストの為に新調したと言って武器や装備品をパーティーメンバーに見せびらかす彼等の視線は、反射的に音源に注目することになった。


 ただ当の本人ガンキチは注目されていることも気にせず一歩前進して訴える。


「どうしてだ。どうして、そう言うことを平気で口にするんだ!?」


 引っ張り叩かれた頬を擦るレイチェルは、前進してくる嘗ての同居人に魔力を乗せたスキル【威圧】で蹴落とす。


「―――ッ、」


 周囲が一気に引き締まる空気の中、若い冒険者は声を失う。熟練の冒険者からもひそひそ声をカッ消して総指揮者の威厳を放っていたにも関わらず、悠々とその男たちは彼にまとわり付いていく。


 スキルとは、プレイヤーのステータスが反映されて自己拡張していく一つの技ではない。一定の条件下で経験を積み重ねることで昇華される熟練度レベルが上位であればあるほどにプレイヤーやモンスターに対して有効に扱えるもの。


 だから自分よりも格上の相手がいる場合は、スキル発現時に魔力を纏わすことで効力を向上させていた筈なのにだった。現に熟練の冒険者たちは、口を閉ざして抑え込ましていた。のに・・・平然とした態度でまとわりつくこの男たちは何者?という目でレイチェルは青年を見る。


 一人は件のヘンタイ冒険者のヒロキ。いくらギルド商会会長のお気に入りとはいえ、あの敬愛するわたしたちの女神レイン様を弄んだだけに飽きたらず幼い銀髪の少女をたぶらかして毎晩を共に過ごすなどオンナの敵です。こんなふざけた輩に威圧が通じないなど・・・、と思う一方でもう一人を見る。


 先日の作戦会議を邪魔した挙げ句、酒で暴れるなど言語道断許すまじき失態を我が義父様が片付けたことを良いことにしゃしゃり出てくるとはいい度胸です・・・とぷるぷる手首から身体を震わせ殺気をぶつけようとする手前で見失ってしまった。


 先程まで目前でまとわり付いていたかと思えば、明後日の方向で楽しそうに歩いていたことにムカつきを覚えたレイチェルは、義父様の使用人にキツく当たるのだった。



「なー、ガンキチ君。」

「なんです?ヒロキさん。」


 最初にガンキチ君にまとわり付いたのは、ディアンマだった。肩に腕を回してぷるぷる震わせていたレイチェルが次の行動をいち早く予想に見当が着いていたのだろう。颯爽と周囲の有象無象の遠征メンバーを押しきって距離を取って歩いていた。そんな中で俺はディアンマの後ろからガンキチ君に声を掛けていた。


「あのレイチェルとは知り合いなのか?」


 俺には、そう聴こえたし、あの態度や振る舞いを見れば一目瞭然なのだが一応聞いておきたかった。


「あ、ああ・・・そう聴こえましたか。ええ。レイチェルとは同じ開拓世代の中でも親しい間柄なんです。勘違いしないで下さいね、恋人とかではないです。ただ一緒の屋根の下で、成人を迎える十六歳までを共に過ごした同期ってだけですから。」


 へー、それにしては仲良い雰囲気なんか微塵も感じられなかったな。まあ今の言い方からしても同期っていう認識であそこまで威圧する必要があるのかね?


 俺は不思議に思ったがディアンマの奴が、


「同期ってお前。レイチェル=ワイズマン、あの女の子は貴族の娘だろう。何が拗れたら一つ屋根の下で暮らすことになるんだ?」


 え。ええ!?


「貴族なん!?」


 めっちゃ驚いていたのは俺だけだった。それをポカーンと口を開けたまま塞がらないパーティーメンバーはお互いの顔を見て、ディアンマは笑い出し、ガンキチ君は絶句、ココラに至ってはええ・・・と言ってドン引きしている。


「ハハハ、こりゃあ傑作だ!灰色事件に首を突っ込んでいたクセに大物の貴族を知らん内に手を挙げようとしていたとはな。」


 この際だから・・・とディアンマが教えてくれるのかと思えば、『それは僕に説明させてください。』と割って入ってきたカメラマンに講師役を盗られてしまったので絶句していたガンキチ君を連れて中継部隊から今日配布される必要物資を取りに行ってしまった。


 取り残された俺は、何故かココラから『ご主人様は無知過ぎます。』と怒られカメラマンの話を聞くことになった。


 ーーのだが、どうしてカメラマンがこの遠征組にいるのか尋ねれば、どうやら彼ことケビン=クイーンズコートさんの話ではベルさんからの言いつけで新種のモンスターがいれば写真に収めてこい!とか言われたらしい。案外あの人もキツいとこがあるんだなぁ、と思ったのだが有給がどうとか愚痴ってたので勘だがサボりんだろう。


 ケビンさんの話を引っ括めるとワイズマン家というのは世間体で名誉貴族らしい。当主のゼキル=ワイズマンは、高名な魔導師で二年前の災厄で妻子を失うも戦術的貢献を持ってして片眼と一本の片腕を対価に赤色の爵位悪魔を単騎で討った功績を讃えられたという。現在は功績の報酬を商売で巧く遣り取りして、装飾品のブランドメーカー『ガーディアンヘルメス』のオーナーを担っているとか。妻子を失ったマイナスな精神状態を緩和させるためにレイチェルを養女にしたとか。


 爵位悪魔は俺自身も対峙した身の上だからどんなものかは分かる。一介の冒険者がトーマスほどの強さを持っていたとしても、無傷で闘いを締め括るのは難しい。寧ろ、片眼と片腕だけで済んだだけでも幸いだろうけど家族を失った気持ちは破壊しれない。


 俺は遠くから、ぷんすか膨れて暴発する心を鎮めようと他者に力をぶつける暴力それが使用人の首を絞めている姿が見えた。あれがもしも壊れてしまった負の感情に押されて生まれた暴力なのかと思えば、どうしようもなく憂鬱になった。


 そうこうしていれば、ケビンさんの話をちゃんと聴いているのか?とココラが裾を引っ張ってくる。大丈夫・・・という顔で返事を返してもジト目で見てくるので言葉に詰まり、ゴメンと片手でサインを送ると今度はケビンさんから怒られてしまった。


 途中から聞いていなかったのは事実だが、ケビンさんもまた御高名な貴族だそうで三大名家の一躍『クイーンズコート家』の実子ではないもののお婿さんだとか。へー、と言って流したがそんなケビンさんを護衛するのも後衛組の仕事なのであまり暢気にしてはいられない。


「ケビンさん。失礼ですが、装備は?」


 ケビンさんが持っているのは、一眼レフのカメラとサバイバルナイフ一本が視界に入るだけで他は標準的な装備品だった。ジャンルの指向は軽装で染めた動きやすさ優先、次に防御面だろうけど相対して無事でいられる保証がつけられるのは魔物級モンスターくらいだ。


 一眼レフのカメラには、耐久性倍加の魔法が付与されている。両手の指を使ってカメラ基トリミングの構えをして画像保存スクリーンショットする手段が一般的だし安上がりなのだが、カメラというマシンの方が彼等カメラマンとしてはしっくりくるものがあるらしい。


 サバイバルナイフは、何処にでも出回っている鋼鉄製の短剣で脅すことは出来ても刃物を強引に突き刺したとしても致命傷には至らないその程度の武器とは呼べない代物だ。


「問題ないさ。僕の武器は逃げることだから、基本的な戦闘自体は君たちに任せる。」


 まぁそんなことだろう、とは思っていたが面と向かってそう言われると正直テンションが下がる。戦えない何も出来ない御守りよりはマシだが逃げる場所がなければどうするつもりなのか。困ったものだ。


「あ、そうだ。」


 困ったついでに聞いとこう、そう思ってココラに視線を落とす。


「なんです?」

「因みに訊くんだけど、ココラは戦えるのか。魔法薬と魔法道具には長けていても、あの時もそうだったけど結界の魔法使ったのってイェンバーだろう。」


 あの時、精神と物理を行動制限された二重二層式結界障壁を構築した魔法使いはココラの共犯者のイェンバーさんだった。邪竜のジャー君の力添えで魔法破壊スペルブレイクしたアレは中々にスカッとしたけど・・・おっと話題がズレてしまった。


 何はともあれ俺はココラの闘い方を知らないのだ。守りは万全とは決して言えないが支援者サポーターといえど、後衛組の仕事は運搬班の護衛にある。一歩退くことではなく、一歩前に出てモンスターと相対する勇気と武器がなければ意味を成さない。


「それなら大丈夫です。ベルさんの護衛をしていたガーネットさんから必要最低限な魔法の心得とコレを頂戴しましたので魔物級モンスターくらいとなら張り合えます。それに使い方次第では怪物級モンスターにも引けを取らない、と言ってました。」


 そう言って見せてくれたのは、ケビンさんの持つ短剣よりも横這いで古い褐色をしているが黄鉄鉱パイライト製の短剣だ。俺の視界に広がるフレーバーテキストには、こうある。


■□■□■□■□■□■□■□■□■□■

 魔剣【コロナード】

 刀種:短剣

 属性:腐食

 素材:パイライトB168

 効果:STR+15

■□■□■□■□■□■□■□■□■□■


 俺の左目【六芒星魔眼】が解析する限り、刀身に彫られた細かい溝に水を流すことで腐食効果を持つ刃となり斬りつけたモンスターがなんだろうと細胞をズタズタにして内部から破壊していく中々にエグい武器だ。


 フレーバーテキストを見るに硬度Bランクの素材を使っているので捨て武器には成り得ないことが分かる。『STR+』とは筋力向上を指し示すもので装備品としても一級品だと言える。持っているだけでも攻撃力が向上しているからステータス上も問題ない筈だ。


「ココラ。ギルドカードは持ってるよな?」

「はい・・・。此方に。」


 持ってて当然の個人証明書ギルドカード。いくら奴隷の身分まで降格したとはいっても再発行されていて然るべきだ。


 物理的にステータスを唯一刻むことが出来るこのプレートなくしてはダンジョンに足を踏み込むことを許されていない掟になったらしい。あんなこと、俺たちが敵の攻撃を受けて階層降下フェーズダウンしたこともあってな。



――――――――――――――――

Status

Name;ココラ

Age[Sex];17[♀]

Tribe;半白亜人[ハーフエルフ]

Job[Rank];支援者[E]

Level;レベル34

DNALevel;DNAレベル2

Ability

HP;体力値3870

STR;筋力値78〈+15〉

AGI;俊敏値80〈-10%〉

DEF;耐久値90〈+50〉

DEX;器用値257

MP;魔力値354〈+10+5〉

Core;コア4

Tolerance;耐性【火耐性+30】

Penalty;状態異常【支援者の負担】

―――――――――――――――――


 こうやって見ると人種差別じゃないけどステータスの数値が若干違うのな。それにペナルティー枠にある【支援者の負担】ってのは、大きな荷物を背負うことでの移動ペナルティーが一割ダウンと言うことだろう。


 それにしても器用値と魔力値が異常に高いな。半分は人間の血が混在しているとは言っても、もう半分は白亜人[エルフ]だからだろう。母親のエーテル=ファズナの血をシアン共々に色濃く継がれているなら有り得ない話ではない。実際この目にした訳だしな。幾分かは固有能力に分が有るとは言っても才能なしにあんなことはできない。


「ありがとう。」

「いえいえ、感謝されるようなことはありません。第一にですね、ご主人様はおかしいです。さっきの件もそうですが、奴隷にこのような高価な首飾りをプレゼントするなんて非常識です。こういった類いの代物は、もっと親しい間柄の方に贈られることをオススメしますので―――、」


 そう言って首飾りを取ろうとするが腕が回っていない。一連の会話から行動までを耳にしていた若い冒険者は苦笑しながら手伝おうか、と声を掛けてきたが丁重にお断りした。


「いいんだ。それはある意味では失敗作だから。」

「はい?」


 ココラには、ヒロキが何を言っているのか理解が追いつかなかった。頂いた首飾りがとてもではないが『失敗作』と言うには剰りにも上等な代物だったからだ。


 通常のイヤリングやピアスなどの武器や防具ではないそれらは装飾品と言われる一種のオシャレから始まったものですが、現在に至ってはケビンさんの言うとおり補助効果を促す立派な装備品とも言えます。その中でも戦闘用向きの装飾品には、大概鉱石と宝石の二つに加えて大幅向上させる為に態とペナルティーが含まれるアプローチを加えるのが基本なのです。


 ――ですが、この装飾品【守護結晶の首飾り】にはペナルティーがないどころか大幅向上されています。どう考えたら『失敗作』になるんですか、という目で見ていれば・・・、


「ああ、うん。失敗作つうか試作品と言うべきかだな、俺はココラを仲間だって思っている以上は死なせねぇよっていう理由じゃあダメか?」

「へ?仲間?あのわたしは、奴隷なんですよ。いくらサポーターって言っても奴隷の身で仲間なんて畏れ多いです。ご主人様は、どうして優しく扱ってくれるんですか?成人を迎えても幼児体型のわたしを手に掛ける予定でもあられるんですか?それとも小鬼を誘う餌にでも――、」


 その途中で俺は『止めろ!』と首輪に指令を出した。本当はこんなものは使いたくはなかったが仕方ない。これ以上ヘンタイ冒険者とは呼ばれたくはなかったのも事実だが、『奴隷』という重い鎖と言葉が縛らせた煽りがそうさせたことがわかったからだ。


「誰に聴いたかは訊かない。でもな、俺を他人と一緒にするな。ランクがどうとか、貴族や王族がどうとか、そんなのは好きに言わせておけばいい。奴隷だろうと犯罪者だろうと仲間に変わりないなら全力で助ける。それが例え自分の引き換えになろうともだ!」

「どうして、どうしてご主人様はそんなに真っ直ぐでいられるんですか。あの事件だって踏み込まなければ大切な人を失うことも、」

「そうかもしれないな。でも、そうじゃないかもしれない。あれが最高のハッピーエンドじゃなかったとしても、俺にとっちゃあ泥で塗り潰せない大事な、大事で大切なエピソードなんだ。」

「そんなの辛くないわけないじゃ、」

「辛いさ。心臓の脈打つ鼓動が早くなって破裂しそうで、どうしてっていう後悔の念しか生まれてこない苦いなんてもんじゃない。」

「だったら、」

「だからこそさ。俺はその記憶を忘れちゃあいけないんだよ。辛くたって、苦しくたって前を見なきゃならない。それがどれだけ窮屈で居心地が悪くたって逃げない、そう誓いを立てたんだ。」

「そんなの、」

「そうだ。いくらキレイごとを並び立てても屁理屈にしか聴こえないなら、俺がそれを証明してやる。」


 俺はそう言ってココラと約束した。


 ディアンマとガンキチ君が持ち帰った支給物資をそれぞれのバックパックであったり別空間格納庫だったりに収めたまではいいが、ここで問題が発生した。それは一つ支給される物資が足りないということ。その件について一つでも文句ないし抗議に行こうかというところで手を引っ張って止めたのはココラだった。


「ダメです!」


 不思議に思うのが又しても俺だけにディアンマが口添えをしてきた。それも溜め息を入れてだ。


「ハア、考えても見てみろ。」

「何がだ?」

「いくらヒロキがココラを仲間と呼んでも世間体は変えられないんだ。奴隷っていう階級に人権の保証はない。つまりな。食糧は自己調達、戦闘になれば主人を守る盾になる。主人が性欲を弄ぼうものなら夜の相手もする。それが奴隷だ。誰の口を聴いたにせよ、この状況が現実なんだ。辛いだろうが、って何してんだ?」


 話途中から、ならしょうがないなと相槌をうってバックパックをガサゴソ探ってアイテムを引き上げる。


「え?俺の支給物資をあげようかと。」


 ホイッとココラに自分の支給物資を手渡すがポカーンとしていれば、横から槍で突撃するかのように奴隷に関する蘊蓄と真正面から総指揮者に喧嘩売る奴が何処にいるなどのツッコミを普通にスルーして最下層に降りていく。もう約束がどうとかじゃないのだ。


 俺は横で口煩いディアンマを遠い目で見て答える。


「そう、はしゃぐなよ。」

「はしゃいでるようにこれが見えるのか?怒ってんだ!どう見ようとも世間体の認識が変わることはない。」

「よく、そんな断言が出来るもんだな。それじゃあ賭けをしようか。好きだろう、ギャンブル。俺はココラの認識をこの遠征の内に変えて見せる。それが出来なかったら何でも好きなことを要求するといいさ。でも認識を改めさせた曉には、些細な願いを叶えて貰うってのはどうだ?」

「正気とは言えんが、良いだろう。その賭け乗った!」


 俺は二つ目の約束をディアンマと交わしてしまった。因みに秘策なんてものはない。出たとこ勝負だけに『なんでも』という魔法の言葉に肖って我欲を貪る冒険者にとっては無償で配膳されるエサに食い付く。そしてディアンマが要求してきたのは、積み重なりすぎて全容が把握できないほどの後払い料金。借金の束が寄せられた。


 経験予測に基づいて構築した計算式で数字を打ちならすこと数分後に出した一つの結論はこのギャンブルに負けは許されないということだった。何故なら踏み倒し続けた借金ツケの総額は・・・・・・、世の中には知らない方が良いこともあるんですよ。ね?


 と、まあ、そんな遣り取りをしつつも俺たち遠征組後衛チームは運搬班護衛を担って目的地へ出発していった。


お待たせしました。

先週は二日連続でライブに行ったり、太陽を舐めていて日焼けが炎症をするなど。

色々と騒いでいましたが包帯は取れず仕舞いでも痛みが和らいできましたので何とか投稿出来ました。水分と塩分の補給も必要ですが、どうか肌もお気を付けください。舐めてるとマジヤバいんで(;´・ω・)

次回は本格的にスタートします(=゜ω゜)ノ

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