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寄り道怪談  作者: 昼中
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 今日の出来事

 今年の正月明けに電車に乗った。

 普段は車移動が多いので、電車移動は久しぶりだ。

 窓の外を眺めていると見慣れぬ風景が流れていく。

 駅が近付き、電車のスピードが落ちた。

 住宅地の中にぽっかり開けた空間を見つける。

 周りに遊具が置かれており、どうやら幼稚園か保育園の運動場らしい。

 小学校のものより遥かに小さい運動場の真ん中で、誰かが三輪車に跨がっていた。

 先生が三輪車を片付けてるのか?

 初めはそう思ったが、茶色の上着を羽織った人影は幼稚園児が被るような青い組分け帽子を被ってる。


 なんだ、子どもか。

 そりゃそうだ、先生が三輪車に乗るはずないよね。

 寒いのに元気だなぁ。


 微笑ましく見ていたが運動場には他に人の姿が見当たらない。

 園児も先生も誰もいないのだ。

 あの子だけどうして?

 窓の向こうでみるみる運動場は遠ざかっていく。


 ようやく私は気が付いた。

 違う。

 先生が、いや、大人が三輪車に跨がってるんじゃない。

 大人ぐらい大きな身体をした子どもの上半身だけが三輪車の上に乗っているのだと。

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