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寄り道怪談  作者: 昼中
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牧師さんの話

 

 牧師のEさんに、不思議な体験をしたことはありますかと聞けば「子どもの時に一度だけ」と話してくれた。


 Eさんは、小さな頃から弟と一緒の部屋で寝ていたそうだ。

 ある夜、ふと目が覚めるとベッドの下から、ぬっ、と何かが伸びてきた。


 人の手だった。


 その手はEさんの身体を探すかのように、ベッドの上のシーツを撫でる。

 しかし、すぐにその手はベッドの下に引っ込んだそうだ。


 のんびりしたEさんの口調に、私は「怖くなかったんですか……?」と震え上がった。

 Eさんは「弟がやったんだと最初は思ったんです。二段ベッドで一緒に寝てる弟がいましたから」と穏やかに笑う。


「弟さんじゃなかったんですか?」

「違うでしょうね。僕、下の段なんです」

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